たった一人の熱狂-仕事と人生に効く51の言葉 / 見城徹

 先日YouTubeの「箕輪世界観チャンネル。」で、見城徹さんとバディガの中野さんの対談をみた。その中で中野さんが、自分の本(クラクションを鳴らせ!変わらない中古車業界への提言)を出す前は、本書を読んで共感する人は会社に来てくださいと、リクルートに本書を使っていたというエピソードを聞いて、読み直してみようと思いました。

 本書を読むのは2023年3月依頼の2回目です。見城さんの本は何冊も読んだので真新しいことは有りませんでしたが、10年前に刊行されて老後の自分について書いていましたが、現在も最前線で活躍される姿を見て、本当に「熱狂」している人なんだろうと、そんなことを思わせてくれました。

 見城さんのエネルギーの源泉は「自己嫌悪」だという。自分が駄目になっていることを自覚できない人間は駄目。

 現状に満足し、自己検証と自己嫌悪と自己否定を忘れるようなことがあれば、生きている価値がないいいう。

 そして頻繁に出てくる「圧倒的努力」とことば。人が寝ている時に働き、人が休んでいる時にも働く。

 無理、不可能と人がやらない仕事をあえて選び、その仕事をねじ伏せ、人が諦めても、自分だけは諦めない。そして圧倒的な成果を出す。

 社長は孤独でも、休まず寝ないで稼がなければならない。そんな覚悟を再確認させていただきました。(笑)

 着るものとか、時計にお金をかけた方がイイという、そんなエピソードがあります。それだけは、共感できませんでした。(笑)

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