死ぬまで元気に生きるための七つの習慣/山田豊文

元気で健康でいたいと普通の人は望んでいる。

そんなこともあり、毎日の様にテレビでは「◯◯が良い」とか「〇〇は悪い」など、様々な情報が飛び交っている。しかしそれらは一時的なブームに終わり、世の中から忘れられるそんなものが多い。

本来もつ体の仕組みから、考えられている情報が少ないため浸透しない。身体の持つ、細胞を一つ一つからそれに良いことを推奨し、如何に不自然な事をするべきではないと著者は説いています。

その1: 穀菜食
その2: 少食と断食
その3: 適度な負荷(ストレス)
その4: 適度な不衛生
その5: 早寝早起き
その6: 自然の音/音楽
その7: 宇宙を感じる

様々な視点から持論を展開していますが、個人的に一番腑に落ちたのは「適度な不衛生」

ペットを飼っている家庭では、アレルギーになる確率はだいぶ減るのだと言う。それはペットと共存することにより、普通の家庭より「不衛生」になりやすいためだと言う。
花粉症やアレルギー。身の回りにはどんどん増えて行く。

「人間が弱くなっているから」とそんな事を言う人が多いのは事実だが、実際は世の中が清潔になりすぎているだけなのでは。そんな事を考えさせられる。

「除菌◯◯」など、昔はなかった製品が世の中には沢山存在する。それらを買わせるために、

「清潔・無菌」=「正義」

その様に洗脳されているのではないか。

そんな風に思う。

様々な健康に関する本を読むと重複して学べることが多い。

しかし、著者が同じだと結構重複したり、

偏ったことが書かれているものは多いが、

本書の著者は多分初めてです。笑

そんな違った人の考えを学ぶことにより、他の著者について様々に考えさせてくれる、そんな1冊でありました。

今の所・・・肉、特に加工肉は食うな。腹は空かせてなんぼ。口に入るばい菌は気にするな。日光を浴びろ。耳でなくとも音は響く。

本書の学びはそんな感じでございました。笑

17th in June/175th in 2022