「判断することに自信がない」
「判断を迫られると頭が真っ白になってしまう」
「とりあえず判断した後も不安で仕方がない」
「人に流されやすくて自分で決められない」
このような人たちが多く見受けられるようになった。
これらの訴えを断片的に聞くだけなら、
「自信のないタイプなのね」
「仕事に消極的な人なのかしら」
「ちょっと心配性なのかな」などと片付けられてしまう。
しかしその人たちが周囲の人が思うよりもずっと、
「すべての判断が怖い」と感じていたとしたら。
その人たちの生活は恐怖の連続でその苦しみは想像を絶するはず。
発達障害の診断ははっきりついていない。
いわゆるグレーゾーンだからこそ
むしろ生きにくさを抱えている人は少なくないと思うと言う。
なぜだかわからないけれどもいろいろなことがうまくいかず、
自分も他人も信じられず、いつも不安。
自己否定にさいなまれる。
その苦しみをどこからどのように手をつけて改善したらよいか。
途方にくれて何もかもに投げやりな気持ちになり、
本当は出来ることさえも出来なくなり、
自己否定のスパイラルに陥るのだと言う。
「読んでて自分のことを書いているのかと思った。特性、心理、行動を分けて分析して自己理解を深めてみよう。だからといって現実の人間関係がすぐに解決できるとは思えない。しんどい…」
こんな感想をレビュー記事で見かけた。
自分は発達障害は何も無く該当しない。
指導の役に立てるため参考として読んでいる。
そんな上目目線であるが果たしてそうなのか。
発達障害では無いとしても、判断することが苦手。
悩むことが日常化している人など沢山いる。
そんな人にも参考になるのでは。
自分を知り、自分を責めずに、前向きに。
発達障害の傾向の有無に関わらず、
色々な働き方について、考えさせてくれる一冊でありました。
自分が発達障害かもしれない。
そう思う人には是非読んで欲しい一冊ではありますが、
そのような人が前向きな気持ちで、
このような本を読了することができるのか。
合わせてそんなことも考えさせられる。(笑)
大変勉強になりました。
だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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