今年の1月に発行されすぐ読みましたが、
また読み直したくなり再読。
新しいテクノロジーが登場したとき人間は反対する。
しかしそれが当たり前になるとその否定した事実を忘れる。
インターネットが出始めたとき飛びついたワタシに、
「インターネットで何ができるの?」
そんなことを問う人が多くいた。
聞いた人はおそらく聞いたことも忘れていると思うし、
きっと今は普通にインターネットを使っているはず。笑
否定まででは無いが疑問を抱いていた事を忘れているはず。
当たり前になりすぎるとテクノロジーであることすら感じなくなる。
インターネットに繋がった機器は現在、
一人につきパソコンとスマホなど、数台程度。
物好きのワタシですら、パソコン3台、スマホ2つ、Apple Watch、iPad。カーナビなど入れても10台程度。
それが2040年にはひとり1000台になると言う。
家中の家電はもちろん、自動車など使うもの、触れるモノすべてがネット接続されている状況になる。
最小のものは指紋の溝に収まるレベルであり、
どんなものにも、どんな場所にもつけれるのだと言う。
たまたま晩酌をしながら書いています。笑
私の使うコップの動きと内容物。
そして箸の動きと掴んだモノに。
ツマミがもられた皿の動きと残量など。
何なら酒の肴に直接仕込まれる。
そして妻は違う部屋で私に貼られたスマートタツゥーで
酔い具合、そして口に入れたものを把握する。
そして過去のデータと対比する。
先月のあの時より飲んでんがえー。やめろー。
チンコについたセンサーでオネショの可能性まで指摘する。
恐ろしすぎます。笑
テクノロジーの話を書きましたが内容は多岐に渡っています。
年金、税金、医療費
衣食住の未来について
必ず起こる天災。南海トラフ。富士山噴火。
日本の将来は暗すぎる。そんなことばかり書かれています。
しかし、最後にこんな言葉で著者は締めています。
本書が示す将来は結構暗い。そこまで悲観する必要は無い。なぜならば、いつの時代も高齢者は将来を悲観し、若者は未来を楽観するからだ。
著者は自分が高齢だから悲観的。しかし若い人は違うはず。そんな風に説いています。
自分も確かに年齢を重ねれば重ねるほど悲観的になる。そんな風に思うのもわかるような気がします。笑
著者はこの本では書いていませんが、インタビューでこんなことを言っているのを聞きました。
「これから来るであろうテクノロジーの進化は人類に革命を起こす出来事であるが、3割の人しか使いこなすことが出来ず、あとの7割の人は取り残される可能性がある」
新しい技術について行けない。
俺はもう年寄りだからあきらめた。
そんなことをよく言う「同年代」や「先輩」「後輩」までもいる。
私は使いこなせる「3割」で有りたい。
そんな風に思う人に読んでほしい。
「名著」レベルだと思う。笑
それが再読し書き残しておこうと思ったリユウです。笑
だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好き。 平成元年から小さい建設会社。今は社長です。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Drone好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。読書。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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