駆けて来た手紙/熊坂義裕

元宮古市長。

足を引きずって歩くワタシに

尿酸値を下げる薬を処方してくれた著者(笑)

著者の操る胃カメラで数回、腹の中を見られたこともある(笑)

月刊誌に連載したコラムを集めたものということも有り、

内容が多岐に渡っています。

市長時代のこと

震災復興

原発健康被害

少子高齢化

地方創生

教育問題

医師不足

その中で被災地首長達と震災後に始めた無料電話相談

「よりそいホットライン」

そこに寄せられた相談内容について触れています。

まだまだ震災復興は終わっていない。

そんなことを考えさせられます。

マスコミで取り上げない様な深刻な事柄。

顕在化するDV。

自殺防止に向けたSNS相談の有用性。

興味を持って読むことが出来ました。

何より、著者の顔が浮かぶこと。

地名や事例も知っていることだらけ。

原発関連の本もだいぶ読んだので、

頭にスラスラ入って来ます。

大変勉強になりました。

ありがとうございます。笑

Facebookの友人たちは、この本を病院で受診時にプレゼントされたという。

ワタシはこの本が発行された昨年の12月以降は受診していない。

今度受診するときにはプレゼントされるのだろうか。

プレゼントされたら、

「もう読みました。」

そう言おう。それよりナニより・・・

尿酸値が上がり病院に足を運ばなくても

済むことを心から願いたい。笑