CloudCompare

CloudCompare は点群データの読込と少しの編集、そして嬉しいファイルの変換が出来るwindowsとMac、Linuxで使用出来るフリーソフトです。

iPhoneやiPadのLiDARで取ったデータをパソコンで表示させたり違うアプリで使用したいときにファイルを変換させたりするのに便利です。

英語版で難解ですが、iPhone12ProにLiDARが搭載されたことで、点群がどんどん身近なものになってくるので、そのうち日本語版が出てくることに期待しましょう。

読込可能ファイル

この手のアプリは、何を読み込めるかが重要です。下の画面はファイルの読込時出てくる画面のキャプチャです。すごく多岐に渡っています。

私の使用しているLiDARで点群を取得するiPadのアプリ。

SAKURA3Dscan → ASC
pronoPointsSCAN → TXT

どちらも読み込み可能です。

書出可能な形式

書出可能なファイルがこんな感じ。これもエクスポートするときの画面のキャプチャです。

ドローンを使った測量で写真から点群を作り、点群編集ソフト(sitescopeやTrendPointなど)に持っていく「.Las」もカバーしています。

これにより、LiDARで取ったデータを点群編集ソフトに持っていけるので、ドローン測量の流れを使えば、線形データの抽出をすることが可能になっていきます。

インストール

ここがサイトです。
http://www.danielgm.net/cc/
開くとこんな感じです。
赤いところがダウンロードになっています。

ダウンロードをクリックするとこの様な画面になります。

普通のwinndowsなら、ここで良いと思います。
上の段の Alpha は多分β版みたいな感じだと思います。
英語版なので、インストールする最中も英語しか出ませんので、自己責任でお願いします。笑

詳しいインストール方法はここに丁寧に書かれていますので、参考にしてください。
https://www.kkaneko.jp/tools/win/cloudcompare.html

起動するとこんなです。

何かファイルを開いて見ましょう。
現在施工中の現場で着工前にドローン(Phantom4)て撮影した写真をPIX4DMapperでSFMして作ったLASを開いて見ます。

上でも書いたようにたくさんの種類のファイルを選ぶことが出来ます。

いまやってっとごの最初.LAS

を開きます。ファイルの種類によっていろんなこと聞かれる感じがしますが、LASはこんな感じで出てきます。

とりあえず、わけがわからないので、APPLY をクリックですね。笑

そうするとこんなのが出て来ます。

座標のシフト???

きっと、座標を変換出来るんだと思います。そのうち頑張って解読したいと思います。笑

とりあえず、わからないときは Yes ですね。笑

そうすると、こんな感じで出てきます。


日本語化の方法に気づく

ここまで書いて、Twitterで日本語が出る方法を教えてくれた人がいました。

メニューの Display をクリックすると、LanguageToranslation というやつに日本語の文字。ここを選んでアプリを1回閉じてまた起動すると日本語メニューになります。

確かに日本語表記になりましたが、参考程度です。笑

メニューとか中に入って行くとすぐ英語です。

1階層目に日本語、2階層目は全部英語。

そんな感じでしょうか。

それでも、どんな機能があるくらいは英語版より想像出来るので、良しとしましょう。

動かすとこんな感じ

大きい丸が3つ有って非常に見やすい感じです。

点群が薄いと、中に入って行ったとき少しさびしいですね。

フリーソフトの軽い感じが良いですね。

機能が沢山有りそうですので、もっと勉強してみましょうね。

まとめ

iPhoneにLiDARが搭載されたことにより、3Dデータがどんどん身近になっていきます。iPhoneやiPadProでチョチョイとスキャンして3Dデータを作る。誰にやって見せても感激します。

私はドローンで取った写真を3Dが出来た感激を知っている人間からすると、それがどんなに、ありがたいことか・・・スゴイことかわかります。

しかし、その後です。一体その取ったデータを何に使うのか??
iPhoneやiPadproのアプリ内だけで見えても、スゲ~で終わりです。

私は取ったデータを、建設システムのsitescopeと言うやつで処理して、サイテック3Dというやつに持っていって図化は出来るのですが・・・この前記2つのアプリはプロテクター縛り。つまりプロテクターが無いと起動どころか稼働も出来ません。

それをフリーソフトを駆使して見たり第三者と共有することによって、付加価値が出来て来ると言うものです。前に紹介した、Dai-Con Viewerは明らかに見る方に特化していましたが、このCloudCompaereは色々とできそうです。

もっと勉強して使いこなしましょうね。と、そんなまとめで失礼します。







だいすけ@190dai.com
新しモノ好き。ガジェット大好きです。 平成元年から地元中小建設会社31年目。今は社長をしています。小さい会社なので、営業的なことや技術的なこと。除雪もします。ガジェット、カメラ好きが講じ、ネットやPC、Droneなど大好き。外食する時や夜の会合なども多いので、食べ歩きやガジェット。仕事のこと。そして地元のコトを中心に書いて行こうと思います。
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