数年前、時代の転換点は、すでに始まった。全世界の企業でもトップを誇ってきた石油資本エクソン・モービルの時価総額は、誰もしらないような、フロリダの地方電力会社、ネクステラに追い越された。風力発電、太陽光発電のシェアで全米
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日本経済 失敗の本質: 誤った貨幣観が国を滅ぼす / 三橋貴明
世界の戦争史や、大東亜戦争史について、本書の前半は語られています。今の経済状況は戦時中に似ているという点をあげています。 政府が圧倒的な力を行使し、物事を一方的に決める。メディアはそれを報道し国民を煽るだけ。失敗の本
続き農協の闇 / 窪田新之助
著者は元日本農業新聞の記者としての8年間を経たあと、JAという農家の組合組織内部で起きていた、さまざまな不正について紹介されています。 JAは、「農業協同組合」本来の理念や目的を忘れてしまったのではないか。共済(保険
続き日本が飢える! 世界食料危機の真実 / 山下一仁
巷では人口増加や気候変動により、近年、世界的な食料不足になるのではないかと、問題になっているが、ロシアのウクライナ侵攻で、事態は一気に深刻化した。 小麦は、ロシアとウクライナで世界の3割を生産しているため、世界の穀物
続き世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか / 鈴木宣弘
まず、はじめに言っておこう。今年100冊以上、ここ3年で1000冊以上読んでいる私がいう。是非、本書を皆さんに読んで欲しい。そんなことを思わせてくれる本書です。 日本は食料自給率は4割を下回る。そんなレベルなのに飽食
続きゴルフ場に自然はあるか? つくられた「里山」の真実) / 田中淳夫
バブルの頃、自然破壊の象徴のように語られがちだったゴルフ場。その開発の歴史から現在のゴルフ場の自然はどうなっているのか。そしてよく語られる、農薬問題についてとても詳細に書かれています。 現在、ゴルフ場は全国に2300
続き野菜は小さい方を選びなさい / 岡本よりたか
本の紹介文に著者からこんな問いかけがあった。あなたは、次の理由で野菜を選んでいませんか?だとしたら、あなたの野菜選びは間違っています。 ・JASマークが付いている ・有機栽培と表示がある ・無農薬だったら安心 ・有機野
続き里山資本主義の現場を歩く: 日本と欧州をつなぐ里山資本主義 / 三浦陽一
藻谷浩介氏の「里山資本主義」に触発された著者が、持続可能な環境を後世に残すために何ができるかを考え、ペレットストーブ、CLT建築など、森林資源を活用している現場を求めて、国内はもちろん、ロンドン、ミュンヘン、ミラノまで
続き里山産業論 「食の戦略」が六次産業を超える / 金丸弘美
地元の食材、料理で人の味覚を鍛え、地元の食文化をテキスト化して継承と伝達を効率化する。そして、個人の味覚と積み重ねた食文化を基点に町作りを行う。 地域のブランディングとは、お金を地元に落とせない補助金や工場誘致ではな
続き時代の先を行く農業スタイル
あの男子禁制の農園に取材成功!! 男子禁断の農業。そんな世界への扉が開かれ。男子禁制の領域に、女性の美しさが農業に革命を起こすという。 美しき女性たちが農業の現場で魅惑的な姿で労働に励む。収穫という究極の喜びを味わ
続き本気で稼ぐ! これからの農業ビジネス / 藤野直人
著者は中学の頃より起業を志し、行き着いたのは「農業」だったという。2005年、「農業の産業化」を理念に、株式会社クロスエイジを設立。九州を基盤にして、主に青果市場や農業法人・出荷グループ向けのコンサルタントとして企業活
続き自然農1年生 畑は私の魔法のじゅうたん / 銀色夏生
私は幸い本を読む人なので、銀色夏生さんと言う人は大分知っているつもりだが、彼女をどれくらいの人が知っているのだろうか。そんなことを思いながら読ませて頂きました。 私の同年代なら、一番伝わりやすい言葉は大澤誉志幸の「そ
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