冒頭に出てくる、結婚間近の幸せなカップル。 友人の結婚式で出会い付き合うことに。 お互いの愛を確かめ、男の親へ挨拶。 これから新しい家族になるものたちの団らんは、 絵に書いたような幸せに、 進んで行く予感しか感じない。
続きカテゴリー: 読書
天才/石原慎太郎
田中角栄の生涯を、石原慎太郎が一人称で描いた自伝小説です。 本も買いましたが、最初はオーディオブックで聞きました。 ナレーターの方が「だみ声」だったせいもありますが、 まるで角栄本人に直接語られているような錯覚。 それく
続き「私」という男の生涯 / 石原慎太郎
1956年大学在学中に書いた「太陽の季節」で第34回芥川賞を受賞。芥川賞で石原が有名になったのではなく、石原が受賞したので「芥川賞」が有名になった。そんな逸話が語り継がれる。 昭和の大スター・石原裕次郎の兄。国会議員とし
続き子どもたちに民主主義を教えよう―対立から合意を導く力を育む/ 工藤勇一,苫野一徳
本日「ABD読書会」なるものに参加してきました。 「アクティブ・ブック・ダイアログ」 全参加者で1冊の本を分担して読んで要約。他の参加者に対して発表し共有する。 そして参加者全員が本の内容を理解した上で、4人から5人のグ
続き中国・台湾の関係が10分で分かる本/深谷葱太郎
オリンピックや万博など。不思議なワードが存在する。 「世界169の国と地域」 「地域」とはなにか。その代表が台湾だと言う。 台湾は軍隊、警察、議会あり。 どこから見ても独立した国家なのに、 中国に遠慮して「地域」というふ
続き明治の人物誌 / 星新一
星新一の父・星一。アメリカの大学を卒業し帰国して製薬会社を起業。事業は成功したが、政争に巻き込まれ衰退。しかしエネルギッシュな生涯だった。父の夢と理想を共にした野口英世、伊藤博文、エジソン、後藤新平など。 近代国家の形成
続き今55歳の経営者のための相続とM&A対策入門: 経営者保証ナシ融資時代の到来! / 小堺桂悦郎
私は現在54歳。経営者。 経営者保証ナシ融資?? とてもキャッチーな題名で読んでしまった。笑 社長という職業を羨む人は存在する。 高給や権限。そんな上辺だけ見てそんな妄想をする。笑 しかしそれを打ち消すほどの、プレッシャ
続き私は世界中から命を狙われていました ~館山ダルク代表が語る薬物中毒の真実~ /十枝晃太郎
薬物で有名人が捕まると、ほぼ必ずと言っていいほど、 ワイドショーに出演する著者。 依存症リハビリ施設『DARC』の人。 Drug Addiction Rehabilitation Centerの 頭文字を合わせた造語で、
続き伝染病と闘った偉才 北里柴三郎と後藤新平 / 野村節三
同じ年代に生き、そして医学を志し、 ともにドイツへ留学した時から終生の盟友となった二人。 北里柴三郎と後藤新平の生涯には共通点がある。 似たような幼少時代。 当時の日本を背負った多くの深い関わり。 その人物からの影響。
続き歴史発想源 〜富国の仁術・帝都復興篇〜 /後藤新平の章 「ビジネス発想源」/ 弘中勝
東京市長、満州鉄道総裁、台湾総督府長官など。 重役を担いそれぞれ今も残る都市計画を 実行させた稀代の政治家後藤新平。 ほぼ未開の地であった日清戦争後の台湾、日露戦争後の満洲の開拓を手掛け、 日本の鉄道、郵便制度、NHK、
続き後藤新平 日本の羅針盤となった男 / 山岡淳一郎
岩手県民なら知らない人はいないだろう。 原敬(1856〜1929) 新渡戸稲造(1862〜1933) そして後藤新平(1857〜1929) 本書を読んで気づきましたが、同郷の3人。 ほぼ同年代です。 本書ではそんな関係性
続き街場のメディア論 / 内田樹
メディアの存在意義について、 とても考えさせられる1冊でありました。 テレビ。新聞。SNSを含むネット。 そして書籍の、紙媒体と電子媒体。 私は圧倒的に電子書籍派ですが、 著者の紙媒体の書籍に対するこだわり。 そして本棚
続き