救急病院/石原慎太郎

冒頭に出てくる、結婚間近の幸せなカップル。 友人の結婚式で出会い付き合うことに。 お互いの愛を確かめ、男の親へ挨拶。 これから新しい家族になるものたちの団らんは、 絵に書いたような幸せに、 進んで行く予感しか感じない。

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天才/石原慎太郎

田中角栄の生涯を、石原慎太郎が一人称で描いた自伝小説です。 本も買いましたが、最初はオーディオブックで聞きました。 ナレーターの方が「だみ声」だったせいもありますが、 まるで角栄本人に直接語られているような錯覚。 それく

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「私」という男の生涯 / 石原慎太郎

1956年大学在学中に書いた「太陽の季節」で第34回芥川賞を受賞。芥川賞で石原が有名になったのではなく、石原が受賞したので「芥川賞」が有名になった。そんな逸話が語り継がれる。 昭和の大スター・石原裕次郎の兄。国会議員とし

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明治の人物誌 / 星新一

星新一の父・星一。アメリカの大学を卒業し帰国して製薬会社を起業。事業は成功したが、政争に巻き込まれ衰退。しかしエネルギッシュな生涯だった。父の夢と理想を共にした野口英世、伊藤博文、エジソン、後藤新平など。 近代国家の形成

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街場のメディア論 / 内田樹

メディアの存在意義について、 とても考えさせられる1冊でありました。 テレビ。新聞。SNSを含むネット。 そして書籍の、紙媒体と電子媒体。 私は圧倒的に電子書籍派ですが、 著者の紙媒体の書籍に対するこだわり。 そして本棚

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