藤原和博の必ず食える1%の人になる方法/藤原和博

 100人に1人という1%の希少性を獲得できれば、どの分野でも食べていける確率が高くなる。仮に、100人に1人というブランドが2つ持てたら、 10,000人に1人にさえなれるという。

 100人に1人になるために、必要な7つの条件。なぜ、7つなのか。単純な算数の問題。「2の7乗」で128分の1です。共通する3つの条件は3つ。

①パチンコをしない 
②スマホでゲームしない 
③本を読む。

 この条件をクリアーしないとスタート地点に立てないらしいが、私はとりあえず大丈夫だった。笑 あと4つの条件はタイプ別に解説されています。

Ⅰ:#社長タイプ
Ⅱ:#自営業タイプ
Ⅲ:#公務員タイプ
Ⅳ:#研究者タイプ

 私は経営者なのでⅠタイプ。次の条件らしい。

④会社で作業をするか仕事をするか
⑤営業力・プレゼン力・交渉力はあるか
⑥「正解主義」「前例主義」「事なかれ主義」を打ち破れるか
⑦合わない上司がいるか

 プレゼン力は切実に欲しいです。笑 ⑥の「◯◯主義」で押し通される時が多いです。これはプレゼン力がつけば、解決できるかもしれない。

 本書を読んでとても感じたことは、読書しない危機感です。スタート地点にすら立たせてくれません。私は大分読んでいますが、はたしてこの量で足りているのか。身になっているのか。アウトプットは正しいのか。役に立つのか。そんな自己嫌悪をもらえるレベルです。

 著者の推奨は最低週1冊。年間50冊です。読書しない、出来ない人が読んだら、自分は将来食えない人間になるかもしれない。そんな恐怖感を抱くレベルでしょう。

4月36冊目_2025年107冊目