50歳からの科学的筋肉トレーニング/フィンクジュリウス

 筋トレすることは、アンチエイジング になるということは、いろいろな本にも書いています。そんなことを理解していれば、筋トレもしないくせに、何かの拍子に筋肉痛になると結構前向きになることが出来ます。

 年齢を重ねると「テストステロン」が減るので、筋肉はなかなかつきにくいという。テストステロン は、男性ホルモンの代表 であり、筋肉質な体型やがっしりした骨格などいわゆる「男性らしさ」を構成するために重要な男性ホルモンであり、思春期に急激に分泌量が増えることにより身体や精神の発達に大きく影響し「第二次性徴」と呼ばれている。

 分泌量を年齢の推移で見ると、多くの場合は10から20代をピーク に急激に増え、その後はゆるやかに山型のグラフを描くように減少。ストレスが大きく関わっており、40代以降急激に減少 するケースも少なくない。

 一方、80代を過ぎてもテストステロンの分泌量が40代の平均値をキープ している方もいるため、テストステロンの減少には個人差 があるという。

 私の男性ホルモンは如何なものか。少しイヤらしい話になりそう なので、ここで書くのはやめておこうと思います。(笑)

 筋肉に負荷を掛けることにより「テストステロン」は増えるという。健康の維持に筋肉を鍛えることが有効的なのはよく語られる一般論ではありますが「男力」を維持、向上するため、筋肉に負荷を掛けることは有効的であるという。

 ジムに通うとか、自宅にトレーニングアイテムを揃えようとまでは思いませんが、筋肉痛になるようなことは、率先してやってみよう。そんなことを思う。

 私に実際あったことがある人で、私が太っている印象を持っている人は少ないだろう。体は痩せているのに、しっかり お腹はぽっこり している。ケツなどは悲しいくらい小さく なっているし、太ももは悲しいほど細く なってしまった。硬い所に座るのが年々キツく なっている。笑

 本書にこんなことが書いてあった。「中高年になって腹が出てくるのは不摂生が原因、それに加えて 太りやすいのは男性ホルモンが減ってくるから」だという。

 男性ホルモンが増えれば、ぽっこりお腹が引っ込むかも知れない。それなら、男性ホルモンを増やしたい。テストステロンを増やしたい。

 自分から進んで筋肉痛になろう。そして、どうやればテストステロンが増えるのか。ここで書くのは避けておきますが、あのときはこうしよう。そんなことを考えさせてくれる一冊でありました。笑

4月11冊目_2025年82冊目