「夢をかなえるゾウ」の著者による、幸せになるための4つの短編集です。4つの話だから、四葉のクローバーなのかと思いましたが、本の解説にはこのように書かれていた。
四つ葉のクローバーを見つけた人には幸運が訪れるという伝説があり、四つの葉にはそれぞれ
「faith(誠実」」「happiness(幸福)」「heart(愛情)」「hope(希望)」の意味があると言われいる。ています。そして、本書「四つ話のクローバー」に登場する4つの物語にも、「笑い」や「感動」だけではなく、「幸運」を呼び込むための具体的なヒントがつまっています。
「笑い」「感動」「幸運」3つじゃないけぇ〜と、ツッコミを入れたくなりますが、私が本書を読んでもう一つ付け加えるとしたら「行動」でしょうか。とりあえず動かないと始まらない。
4話は「深沢会長の秘密」「ハッピーコロシアム」「見えない学校」「氷の親子」ですが、この手は最初が一番面白いのが最初のやつと大抵決まっていますが、私もご多分にもれず「深沢会長の秘密」が一番楽しく、そしてためになるお話でした。
深沢会長に成功の法則を聞きにいくと、深沢会長はウマだったのですが、こんなやり取りがあったので、本文をコピペさせていただきます。(笑)
「さて、世の中には『どうすれば人生で成功することができるのか?』という問いに対する答えがあふれている。しかし、突きつめるとその方法はたった一つしかない。もちろん私自身もこの方法によって今の地位を築いたし、過去に成功を収めてきた人物たち──たとえば発明家のエジソンや科学者のアインシュタインも例外なくこの法則に従ってきた。今から私がする話を彼らに聞かせたとしたら、『この馬、分かってる!』と膝を叩き、叩きすぎて膝の皿を割ることになる──くらいすごいよ、私の教えは」「ぜ、ぜひ、その方法を教えてください」 「うむ。その方法とは──君、メモの用意は?」 そう言われて私はあわてて鞄からメモ帳を取りだした。自宅を出るときは、まさか馬の話をメモすることになろうとは思っていなかった。私はメモ帳を膝の上に置くと、「よろしくお願いします」 と頭を下げた。すると馬は満足そうにうなずいた。 「では言おう。この世界に存在するたった一つの成功法則とは──」 「成功法則とは?」 「『頑張る』。以上だ」
このコピペをみれば内容はだいだい思い出せると思うので、本日はこれでやめておきます。(笑)
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