食える学歴 / 中野雅至


学歴は関係ないと言うのは負け惜しみでは無いのか?

地方公務員から始まり、国家公務員になり、

大学教員になったという著者。

印象的な言葉があった。

「学歴ロンダリング」

自分の学歴をバージョンアップしていく。

学歴がアップするのはもちろん、

その挑戦している姿勢こそ、

「食える」人間になって行く印象です。

「東大さえ出れば安心」という時代では無い。

しかし「東大卒の価値は上がった。」

なぜなら大学に入る割合が多くなったから。

ろくに算数も出来ない、そんな大学生がたくさんいる。

「食える学歴」という視点から考えた場合、

最も有望なのは医薬系の学部に進み、

住み分けられた「職種別労働市場」に入ることだという。

資格を取得しスタート地点に立てればさえ、

生涯、ある程度の収入は確保できる。

医者になって欲しいと、子供に勉強を強いる親。

本当に医療に従事したいと思い、

医学部に進むのか。笑

自分は岩手高校卒業から、建設系の専門学校卒です。

その専門学校は名門どころか、

すでに廃校済みです。笑

完全に本書の概念からすれば負け組だろう。笑

本書で学んだことを実践するため、

小学生に戻れるわけでもない。

自分の子供に対して実践するには遅すぎる。笑

しかし、残された人生。

少しでも挽回できるよう、

喚起させてもらうには、十分満足です。笑

06 th in July / 189 th in 2023