「ETFってそもそも何?」
「少額資産で始められるって本当?」
「低リスクで高配当な株って本当にあるの?」
本の紹介はこんなコトから始まります。笑
様々な本を読むとまぁまぁの確率で薦められる、
「インデックス投資」
アメリカの株式は200年前に創出され、
始まったときから計算すると、70万倍になったという。
200年前に1000円投資したと仮定したら、
現在は7億になっている。
もちろん戦争や経済危機など、
乱高下はするものの、
厚切りジェイソンの言葉を借りれば、
200年の歴史の中で20年のスパンで
下がった局面は無いという。笑
だからお金を増やすためには、
市場にお金を入れ続け、
撤退しないという原則を守れば、
誰でも資産を増やせるという。
長期、継続、逃げない。
そんな3原則で「インデックス」を買い続けろというのが、
最近の本のトレンドです。笑
しかし「長期/継続/逃げない」を守れる人間ばかりでは無い。
そんな人にオススメの「ETF」
「長期/継続/逃げない」は原則だけれども、
短期でも。続けなくても。逃げても良い。
それを可能にしてくれる。そんな商品と言ってもいいでしょう。笑
米国株での投資を行う利点は、
日本株投資にはない魅力がたくさんある。
購入することの出来る3000銘柄を超える
米国株の中から今後上昇期待の持てる銘柄を見つけるのは難しい。
米国株投資を始めたい
初心者へ向けおすすめ商品が「米国ETF」だという。
ETFを1銘柄保有するだけで投資資金の少ない
初心者でも多くの有名な株式や債券に分散投資ができ、
好きなタイミングで株式同様に市場で売買が可能。
私もせっかく読書したので、実践してみようと少しですが、
インデックスの投信と、ETFを買って見ました。笑
本書の言う通り、投信と違い便利なコトが沢山ある印象です。笑
投信は資産形成や貯蓄に向いている商品だと思う。
ETFはこんな事を想定すると良いと思う。
来月使いたい、5万円があったとする。
それをETFにしておき、4万9千円になるかも知れないが、
5万1千円になるかも知れない。
そんなスタンスで出し入れする。
そんな商品と言っても良いだろう。
そして何よりおもったことは、
お金を出して買うものは「商品」という。
お金を預ける行為は「商品」とは言わない。
しかしお金を預けられる側にとっては
「商品」を売る行為であり、
それで利益をあげようとしているという。
そんな仕組みを理解する上で、
お金を利用する「商品」という概念で考えるべき。
そんな風に考えさせてくれる1冊でありました。
12th in March / 94th in 2022