マツダ関連、「マツダ 心を燃やす逆転の経営/山中浩之」「答えは必ずある/人見光夫」につづき3冊目。
本の帯にはこんなことが書いてある。
ブランディングのプロが、ポルシェ911カレラ、ボクスターGTSオーナーを経て、マツダロードスターRFにて転じた理由。
本の題名からして、マツダについて書かれているのかと思えば、最後に出てくるだけでけしてマツダに特化した内容ではなかった。笑
欧州のプレミアムブランドがいかに
ブランド価値を確立しそれをビジネスとしているのか。
そんな内容です。笑
称賛されるBMWとロレックス。ポルシェ。メルセデス。
対する日本勢はレクサス、グランドセイコー。ソニーなど。
いかに日本勢がプレミアムブランド化が下手くそであるのか。
そんなことがとうとうと語られています。
BMWやポルシェを所有している人にとっては、
応えられないくらい満足できることでしょう。笑
そして最後にマツダの話になり褒めまくる。笑
2017年の東京モーターショーで出品した
「ビジョン・クーペ」
世界中で人気のある日本の「ZEN」
スティーブジョブスも大好きで、
iPhoneのデザインも「ZEN」の影響があると言われる。
「魂動デザイン」を発展させ「引き算の美学」
まさに「ZEN」の世界を実現したそのクルマは、
欧州の高級車とは明らかに異なる独自の高級車像を実現。
「ビジョン・クーペ」
たしかにすごくかっこいい。笑
この研ぎ澄まされた美しさと圧倒的な高級感。
「ZEN」+「TAKUMI」
これこそが海外の人々が日本の高級製品に期待しているものだという。
日本のブランドでも、きちんと設計をしてちゃんと管理すれば、
絶対に欧州ブランドと同じようなポジションを得ることが出来る。
マツダを見てそう確信したという。
ポルシェからロードスターに乗り換えたという著者。
ポルシェは性能が高すぎて
エンジンを十分唄わすことが出来ない。
適度なエンジンとコンパクトなボディサイズにより
運転の楽しめる道のバリエーションが増えた。
ポルシェに乗っていたときよりも
「笑顔」でいられる時が大幅に増えたという。
今のロードスターには乗った時はありませんが、
昔のロードスターは座高が100cmの私にとって、
窮屈すぎてとても笑顔になれる気はしませんでしたが、笑
機会があったら乗ってみたいものですね。笑