人間の脳は優秀であるがすぐ忘れる。
パソコンのメモリーのように、
短期的なものには非常に有効であるが、
長期的に記憶をつかさどるものでは無い。
メモすることにより忘れても良いという安心感。
頭の中からの「吐き出し効果」
体内の老廃物を吐き出すことが必要なように、
脳内からの記憶も吐き出すことが大事なのだという。
吐き出す(書き出す)ことにより、
不安や悩みを客観視。
文字化することで見えて来ることがあるという。
カーナビに目的地をセットすることにより、
たどり着けるように、
気になることは文字化しておく。
文字にされないものに対しては
興味も出なければ行動も出来きない。
そして簡単に忘れ去られて行く。
ブレイン・インストーラー
他人の知恵や経験を自分の頭に入れる。
それらを自分の頭の中をくぐらせて、
編集された情報が貴重なのだという。
見た。聞いた。読んだ。そんな情報より、
こう思った。こうしよう。
その時感じた「気付き」を一番大事にして、
それらが一番記憶からすぐ消えるのでメモするべき。
そんなことを著者は説いています。
見た。聞いた。瞬間、感じることもあるかも知れない。
そしてそれらをメモすることが出来るのだろうか。
耳や目に入った情報をメモすることは出来ても
『気付き』までメモ出来るだろうか。
実際は出来ないことが多いだろう。
出来ないからこそ「見返して加筆」することの重要性。
良くわかったので、
今晩から酒を飲みながらテレビを見るのはやめて
手帳を眺めようと思います。笑