55歳からはお尻を鍛えれば長生きできる/武内正典

 筋肉量のピーク時は30歳。平均寿命といわれる83歳まで、53年間で約50%も筋肉が減少するという。83歳になると30歳のときの半分の筋肉で、体を支えなければいけない。

 30歳から80歳までの折返し地点は55歳。そこからでも鍛えることで筋力は向上する。寝たきり にならない、自分の足で歩き続けたい。みんな望んでいることでしょう。

 私など、デカイので寝たきりになって、歩けなくなったら最悪極まりない。冗談で、家族にそんな風になったら、「足だけでも切って短くして良い」と言っている。笑

 50代以降は、ただトレーニングしていてはダメ。年齢に合わせた適切な方法で行うことが肝心。ポイントは「お尻を鍛えること」と「ショートレンジで重い負荷 をかけたトレーニング」だという。

 筋力が急速に衰える50代以降はこの2点をこころがけ、筋力を蓄えてスタミナを強化し、免疫力を高めることで、長生きできる。「転倒を予防すること」を目的として「お尻を鍛えること」を提唱しています。

 「散歩するだけではダメ」と書いてありました。歩くため、寝たきりにならないためだけの筋力アップかと思いましたが、本書は筋トレで得られる様々な効能について紹介されています。

 骨粗鬆症、更年期、睡眠障害。尿もれ #頻尿、尿失禁。内臓脂肪 やメタボ。高血圧 や片麻痺。変形性膝関節症 や 脊柱管狭窄症。パーキンソン病 や アルツハイマー。

 そして腹筋を鍛えて腰痛。効能がありすぎて、疑いたくなるレベルでございました。私は来月57歳になります。足はどんどん細く なり、ケツはどんどん小さく なって行く。年々、硬いところに座るのが苦痛 になるレベルです。

 来月57歳、2年遅れを取り戻す意味でも、ケツから鍛えなおそうでは無いか。笑

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