日本人の知らないベトナムの真実 / 川島博之

 ここ何年かで建設業にも増えてきた外国人技能実習生。うちの会社にはいないが、特に足場屋さんの中にベトナムの人を多くみるようになった。いつかそんな人達と会話する時に役に立つのではないか。そんな気持ちで手にとってみました。

 今まで「ベトナム」に関するものは何を読んでいるのかと思い、190dai.com 内を検索してみました。本の題名だけでは下の2冊を読んだらしい。(笑)

”北関東「移民」アンダーグラウンド _ベトナム人不法滞在者たちの青春と犯罪 / 安田峰俊”

“韓国軍はベトナムで何をしたか / 村山康文”

 外国人技能実習生がらみのものと、韓国がらみだけで、ベトナムの国内について書いた本は、なにも読んでいないようです。(笑)

 本書では、5章にわけて「政治と社会」「民衆の心の中のベトナム史」「GDPと人口動態から読み解くベトナム経済」「農業国から工業国へ」「ベトナムの未来と日本」て中国と国境を接し、日本と全く異なる社会主義の世界をさまざまと紹介されています。

 範囲も広いので「ベトナム戦争」をピックアップしてWikiも参考にしながら、アウトプットしようと思います。(笑)

 当時南北に分断されていたベトナムで社会主義陣営の北ベトナムと資本主義陣営の南ベトナムとの間で勃発した戦争であり、冷戦中に起こったアメリカ合衆国とソビエト連邦の代理戦争とされた。

 建国当初よりベトナム南北両国は対立関係にあり、南ベトナム国内では北ベトナムに支援された反政府組織である、南ベトナム解放民族戦線が活動して軍や警察などと衝突していた。

 南ベトナムの同盟国であるアメリカは軍事顧問を送り込むなどして以前より南ベトナムを援助していたが、1964年8月のトンキン湾事件を契機として全面的な軍事介入を開始した。

 しかしアメリカ軍は北ベトナム軍や解放戦線側によるゲリラ戦を相手に苦戦し、最終的に和平協定を結んでこの戦争から撤退することとなった。戦争はその後、1975年4月30日に北ベトナム軍が南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチミン市)を陥落させるまで継続した。

 この戦争に参戦したのは南北ベトナムや解放戦線、アメリカだけでない。それはそれぞれに味方し支援する同盟国であり、それらの国々は戦争初期から同盟国軍として参戦している。

 具体的には北ベトナムに味方したのは同じ東側諸国に属する社会主義国であり、軍事顧問を派遣したソ連や防空作戦部隊や工兵部隊を派遣した中国、空軍のパイロットを派遣した北朝鮮。

 南ベトナムに味方したのは同じく西側諸国に属する資本主義国であり、28,000人から45,000人の国軍部隊や50,000の役務要員を派遣した韓国や、3,000人の部隊を派遣したオーストラリア、それぞれ2,000人の部隊を派遣したタイ王国やフィリピン、戦車部隊や医師など200人を派遣したニュージーランド。日本は医療関係で協力した。

 ちなみにベトちゃん、ドクちゃんは、ベトナム戦争中に枯れ葉剤の影響で下半身がつながった結合双生児の兄弟です。

 ほぼWikiからのコピペですが、ベトナム戦争について学ぶことができたのでヨシとしようと思います。(笑)

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