毎日のようにニュースで目にする為替ですが、あらためて深く考えたことはなかった。そんな複雑で難解と思われがちな為替の世界を、著者の豊富な経験と知識に基づいて、興味深く、そして理解しやすく解説されています。
豊富な事例と具体的なエピソードも紹介されており、実際の為替相場の動きや、それが経済や私たちの生活に与えた影響などが書かれており、具体的なイメージを感じながら為替について学ぶことができました。
最新の為替トレンドや国際金融の動向も紹介されており、為替の仕組み以外にファンダメンタル的な要素も知ることができます。
最近は円安で、どちらかといえば批判的な報道が多いが、国際収支で考えれば所得収支が黒字になる。海外への投資で儲けている日本にとっては円安のほうがいいという考えは納得は出来るが、物価や株価が上がっていくフェーズになっているということを、実感させてくれる内容でありました。
先日とある忘年会の挨拶でこんなことを言わせて頂きました。
私はほとんど昼飯は外食するんですが、値段がじわじわ上がっているのを凄く感じます。普通に食堂とかラーメン屋に入って食事をすると、1000円で済まないときが多々あります。経営者として、インフレに負けないように従業員の給料をあげてあげないと、ダメだと昼飯を食うたびに思います。来年は給料を上げれる様な年になると良いですね。
株価、物価、金利が上がって最後に賃金が上がる。賃金が上がるのは最後のフェースだとよくいわれます。株価も物価も上がりました。金利も最近銀行がイジり始めてきたので、来年も頑張って給料を上げたいと思います。笑
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