年を重ねるたびに、人前で話すことが多くなっています。若い頃は先輩たちは、堂々と話す姿に対し「話なげぇ〜なぁ〜」とか、「早く乾杯してけんねぇ〜かなぁ〜!」とそんなことばかり思っていたが、自分が喋ることが多くなると、事情が変わって来るようです。笑
自分が主催者であれば、最低限のことは言わなければならないし、立場もそれなりになっていれば、それなりの言葉を発しなければダメなのではないか。そんなことを日々考えています。笑
そんなことを思いながら本書を読みましたが、著者が推奨する「セルフパフェット」というそんな言葉に少し関心をいただくことが出来ました。
自分が喋るとき、自分の「操り人形」に喋らせるようにしたら良い。そんなことを説いておりました。
自分の理想とする「操り人形」と「現実の自分」には差があっても良い。それを如何に埋めることが、如何にスピーチをうまくすることであると、そんなことが書かれてありました。
私も最近、いろんなところで喋ることがありますが、どちらかといえば「素の自分」を出したほうが聴衆に対し、良いのではないかと思っていましたが「現実の自分」では無く「理想の自分」を演じることも、必要のナノではないか。そんなことを考えさせてくれた1冊でありました。
「アファメーション」そんなキーワードが紹介されていました。Googleで検索するとこんな解答が出てきます。
アファメーションとは、自分の理想やポジティブな未来、目標達成した状態を思い描き、言語化して繰り返し宣言することを意味します。心理学用語では「自己成就的実現」とも呼ばれます。
なんか小難しいですが、これからスピーチする時は「アファメーションを意識してます!」そんなことをいえば、どでーなしのスピーチでも言い訳できそうなので、この言葉を心に秘めておこうと思います。笑
11月12冊目_2024年210冊目