記憶脳 / 樺沢紫苑


 著者の本を読んだのは5冊目くらいだろうか。そもそも読書したことを、こんな風に書くようになったのは、著者の「学びを結果に変えるアウトプット大全」を読んで感化されてからするようになりました。笑

 そんな感じなので、本書は「記憶」について詳しく書かれていますが、いかに「アウトプットが大事」なのか、再確認させてくれる本書でありました。

 情報は脳に蓄えるより、外側に吐き出すことで「記憶」のポテンシャルが広がるという。記憶の入口の「インプット」。出口の「アウトプット」。うまく巡回することによって、「記憶脳」を手に入れることができる。

 私も毎日?(目標)こうやって、本を読んでSNSになんやかんや書いていますが、書くことによって頭をフレッシュに出来るというか、後で見ればいいじゃん。そんな発想になるのは日々体感しています。

 精神科医の著者だからこそ、脳に関する記述や、記憶術について書かれていることが、自分の専門的な知識なのだろう。そんなことを感じると余計に説得力がある気がします。

 脳の機能は、年齢を重ねるごとに衰えます。記憶力についても同様です。なにかしようとして、ナニしようとしてたっけ? 50代半ばの私でもよくある行動です。笑

 しかし、若い時とは違う方法を取ることにより、衰えを補うことができると著者は説いています。記憶力が衰えたと思い何もしない。そんな行動こそ、認知症の発症を早めるきっかけになる。

 私は持論で「本を読まないのと字を書かないとバカになる」と、思っています。私は認知症になりたくないので、本を読んでアウトプットすることを、日々の習慣に出来たのでこれからも継続する決心をさせてくれました。

 だから、毎日ベロベロになるまで酒を飲んでいることをお許しください。笑

7月15冊目_2024年148冊目