朝食にパンを食べるな 10万人の胃腸を診た専門医が教える‼ 長生き食事術 / 福島正嗣


 これまでに10万人の胃腸を診てきた消化器専門医が、パンが胃腸に悪い理由から、小麦や炭水化物が引き起こす病気、胃腸にいい食事&食習慣、糖質制限で正しくダイエットする方法、長生きするための食事術など、いろいろと書かれています。

 胃もたれ、胃痛、下痢、メタボ、片頭痛、アトピー、糖尿病など、その不調は、毎朝のパンが原因かもしれないという。

 勘違いしている人も多いのですが、パンは消化が悪い食べ物。肉や魚などのタンパク質よりも、炭水化物であるパンのほうが消化されにくい。さらに糖分を多く含むパンは血糖値を上げすぎ、依存性もある。

 朝にパンを食べると、昼も夜もパスタやうどんなどの糖質を欲するようになり、糖質の“無限サイクル”に陥るのだという。

 おかずを全部食ってから、足りない分は炭水化物を取れば良い。著者はこのようなことを推奨していましたが、最後のご飯を食うためのオカズはどうするのか? 単純にそう思った。笑

 従来から推奨されている「三角食べ」は、米の過食や、早食いを助長するため良くないと書かれていましたが、最低限の食事を味わって食うためには良いかも知れませんが、「ごはんおかわり自由」的な、現代社会では良くないのかもしれませんね。

 最近さまざまな人に「痩せた?」と聞かれますが、ここ半年くらいで5kgは痩せました。きっと病気だと思っている人も、いるんだと思います。笑

 この手の本を読むと相対的に書いてあるのは「少食」です。簡単に言えば「食うな」と書いてあるものが多いです。私は「読書ダイエット」と読んでいますが、知れば知るほど食うものを選ぶようになり、食う量も減ってくる印象です。

 体重を落としたい方は、どんな本を読めばいいか、私に聞いて頂ければ教えますので聞いてください。ただし、最低20冊は読んで欲しいと思います。笑

7月7冊目_2024年140冊目