本著は900人超のインタビューで語られた40歳以上の人たちの「誰にも言えない本音」を紹介し有効と思われる対処法を解説しています。沈んでいく反面、自分はこうならないようにしよう。そんな風に刺激を頂ける内容です。
誰にも言えない「仕事の本音」誰にも知られたくない「曖昧な不安」誰にも聞けない「夫婦・男女・親子」誰もが幸せを目指せる「これからの人生」
・私は会社の〝お荷物〟ですか? ・自分を叱って伸ばしてくれる上司がいなくなりました ・育成する部下・後輩がいません ・転職はするも地獄、しないも地獄 ・「友だち」と呼べる人がいません ・自分より稼ぎのいい妻に心がざわつきます ・そろそろ親の介護が現実問題になってきました
目次を少し拾ってみましたが、とても気持ちが「どんより」してきます。笑
私も55歳になり、本書で取り上げられる同世代ですが、自分が若い頃に見ていた50代はいまいち理解できないというか、とてもパッとしているようには見えなかった。自分は現在、下の年代からどのように見えているのだろうか。
そんなことを考えると、少し恐怖感さえ感じますが、人はいつも素直で真面目で誠実が大切だと本書に書いてあった。年齢を重ね知識や知恵を得てもそれを誇るなとも書いてあった。
自分を知恵ある者と思うな。高ぶる者は退けられ、へりくだる者に恵みをお授けになるという。
ソクラテスの唱える「無知の知」知らないことをを知っていることが重要。 要するに「自分がいかにわかっていないかを自覚せよ」 言い換えると「知らないこと」よりも「知らないことを知らないこと」の方が罪深いということです。
肝に命じて精進しようと思います。笑
This is the 03th book in March and the 48th in 2024.