東大首席が教える超速「7回読み」勉強法 / 山口真由


人はこれほど勉強できるものなのか?

テレビでよく見る著者ですが、あらためて経歴を調べてみました。笑

現役で東京大学文科一類に入学。

3年次で旧司法試験に合格。

4年次で国家公務員I種試験に21番で合格。

東大在学中は全ての履修科目で「優」を獲得。

2006年3月に東京大学法学部を首席で卒業。

「学業成績優秀者」として東京大学総長賞を受けた。

2006年に財務省入省、主税局調査課に配属。

2008年に財務省を退官。

司法修習を経て、2009年に弁護士登録。

長島・大野・常松法律事務所に弁護士として勤務。

2015年9月ハーバード大学ロースクールで学び、

翌2016年8月にLL.M.の学位(アメリカ各州の司法試験受験要件)を取得。

2017年6月にニューヨーク州弁護士登録。

輝かしい経歴です。同じ人間とは思えません。笑

著者は東大の受験前、1日14時間は勉強していたという。

大学3年時の司法試験の直線には1日19時間にも及んだという。

24時間のうち、食事20分×3。入浴に20分。

母に必ず電話10分。そして睡眠は時間。

母に10分電話することは、精神を正常に保つためらしい。笑

「ほーたーるの、ひーかーりー」

「蛍の光」の冒頭の2フレーズ。何度も何度もリフレインされる「幻聴」に苦しんだという。笑

そこまで猛烈に勉強しなくなった国家公務員試験のときでも1日10時間したらしい。

10分寝るつもりで寝ると3時間にもなってしまう時がある。

眠くなってもひたすら、字面をひたすら目で追うのだという。朝起きてすぐ、ベットのマットレスを立てて、寝る環境を排除するのだという。笑

勉強にまつわるエピソードが強烈すぎました。笑

そして本書の題名になっている「7回読み」

本を7回「流し読み」することで、全体像を感じながら、最後には細部を理解する勉強法といった感じでしょうか。3回目までは完全な流し読み。2回目、3回目で全体構造が理解出来るという。4回目、5回目は重要な単語が目に飛び込んでくるようになる。6回目、7回目で詳細なところの確認作業になるという。

7回読めば誰でも理解できるのでは無いかと、ツッコミたくなる気がしますが、あくまでも「流し読み」で良いのだという。そして「黙読」を強調しています。「音読」ではスピードが落ちて、流し読みにはならない。

著者は自動車教習所で、たった一人の不合格者になったときがあり、受験番号が貼り出されたホワイトボードに、自分の番号だけがなかったときの絶望感が、深層心理の中で深いトラウマになってしまった。

それ以来、「落ちる人のほうが少数」と聞くたびに、自分は多数者側と思って安心するよりはむしろ、その少数者こそ自分という妙な確信を抱くようになってしまった。それ以上の絶望感を再び味わうなんて耐えられないので、より勉強するようになったという。

最初は「絶望感を味わいたくない」から始まる勉強も、いつの間にか「欲が出て1番になりたい」にシフトして行くエピソードが何回か登場します。笑

そんな「向上心」も著者を支えているのかもしれません。

著者はこの様な言葉で締めています。

勉強に王道があるとすれば、繰り返し読む方法はそれに近いのではないか。

なにか、試験でも受けるときがあったら、これは参考にしたいと思いますが、他の勉強エピソードはすごすぎて、とても真似出来るとは思いませんでした。笑

18 th in July / 201 th in 2023