1時間で融資がわかる 社長が知っておく銀行攻略法 / 坂田和基


会社は赤字で倒産しない。
お金がなくなれば倒産する。

中小企業は大抵、資金調達を銀行から行っている。
そのため、銀行取引でつまずくと、
会社は倒産への道を歩みはじめるという。

社長はなんとしても銀行取引で、
つまずいてはいけないという。

銀行取引をうまくするために、
社長が知らなければいけないことを、
いろいろと紹介してありました。

銀行員はサラリーマン。
銀行員はノルマがある。
銀行の3つの役割。
銀行員は決算書で勘定科目内訳書を重視。
銀行はお金のある人が好き。
赤字決算になりそうな場合の銀行対策。
赤字になってしまった場合の対策。
2月と8月と決算確定時が狙い目。
メインバンクの歩留率と実質金利。
決済口座はメインバンク。
リスケのタイミング。
貸しているのが保証協会の時。
これをやったらアウト。
銀行に嫌われるポイント。
軽く考えたら最後。
資金使途違反は絶対するな。
他行へ借り換えは積み上げた信用を0にする。
繰上げ返済は約束違反。
粉飾決算。

銀行員も見ていると困るので、
突っ込まれそうな項目の
記述は避けておきます。笑

日本人の多くは「借金=悪」という認識があり、
融資をなるべくならしたくない。
私も含めて、そんな人が多い。

それは小さい頃から借金をするな、
借金地獄で人生をダメにすると、
そんな風に洗脳されている。

そのため、事業においても無借金経営を目指す。
苦しくても自己資金でなんとかしようとする。

その一方、住宅ローンに関しては、
あまり借金というイメージがない人が多い。
資産ではなく完済するまでは負債なのに。笑

将来生活が破綻するのではないか?というような借り方をしている方もたくさんいると、著者はいう。笑

事業の借金は未来への投資資金だが、
個人的な借金は未来にいけば、
消えてなくなる消費資金。

同じ借金でも全く性質が違う。

投資と消費、これを理解すれば、
投資しなくとも苦しい思いをして、
資金繰りをするより、
今の人類史上最低低金利で、資金を多く調達し、
楽をしたほうがハッピーなのでは無いか。

銀行マンの喜びそうな思想になってしまいました。笑

13 th in July / 196 th in 2023