女子高生の裏社会「関係性の貧困」に生きる少女たち / 仁藤夢乃


「JKお散歩」「JKリフレ」

恥ずかしながら知らない言葉だった。笑

2014年発行の本書ですが、

ネットで調べると今でもたくさんあるようです。笑

「うちの子には関係ない」

「うちの子がそんなことをするはずがない」

「うちの地域は安全だ」

そう思っている大人にこそ、読んでほしいそうだ。

児童買春や犯罪の温床になるような

仕事に就く少女について、

特別な事情を抱えた子が働いていると、

イメージする人は多いだろう。

しかし、家庭や学校に何らかの問題を

抱えているわけでなく、

家族との仲も学校での成績もよく、

将来の夢もあって受験を控えているような

普通の女子高生が、

「JK リフレ」や「JK お散歩」の

現場に入り込んで行く。

「JK産業」で働く少女たちの身に何が起きているのか。

31人の少女の取材から、彼女たちの本音を探り、

自分たちはどう考え行動することにより、

解決策はあるのか。

不思議なほど、裏社会の大人の言葉を信じる少女たち。

そんな大人を何故か慕い、自分を見失って行きながら、

同時に先生や親など身近な大人を遠のけて行く。

サブタイトルにある「関係性の貧困」

頼れる大人がほとんどいない。

取材という形で親身になって話を聞いてくれる、

著者を慕って行く少女たちの様子から、

余計にその事実を感じることが出来ました。

本書はこの様な言葉で、締めています。

多くの少女たちが、家庭や学校以外に信頼できる大人とのつながりを持っていないのと同じように、家族以外の子どもと関わる機会がない大人は多いのではないだろうか。この本が、大人の目に触れにくい少女たちの現状を伝え、子どもたちへの理解を深め、SOSに気付ける大人が増えることに役立てられることを願っている。

今度、怪しい少女を見かけたら、

声を掛けようと思います。

「おじちゃんに、何かできることはあるかね!?」

防災無線で不審者情報を放送されそうなので、

やっぱり、やめておきます。笑

34 th in June / 183 th in 2023