「不機嫌ほど大きな罪はない」とゲーテは言った。笑
不機嫌な人たちは5つのグループに分けられる。
①無神経
②上から目線
③独り占め
③豹変
④生理的
5グループを更に細分化し、23のパターンの不機嫌さんが紹介されています。
威嚇さん、だんまりさん、舌打ちさん、正義感さん、否定さん、陰口さん、嫌味さん、負けず嫌いさん、見下しさん、おせっかいさん、寂しがりやさん、居直りさん、八つ当たりさん、匿名さん、躁うつさん、サイコパスさん、など。
あらためて列記すると、不機嫌には様々な理由があると再認識させられる。
まわりに「不機嫌」がいると仕事はやりづらい。自分は不機嫌で、まわりに不快を与えていないか。与えているときもあるのではないか。笑
職場に不機嫌な人が存在する場合、どう対処すればいいのか。7つの対処法があるという。
①とにかく動じない、流されない
②道筋をはっきりさせ、建設的な意見を述べる
③相手に関心があることを示す
④共感は大切だが、同意は慎重に
⑤「~べき」「~はず」という思い込みはやめる
⑥「不機嫌」レッテルを貼るのは禁物
⑦帰宅時の自分をイメージする
では、不機嫌な自分はどうすれば良いのか。
不機嫌な人への対処法を知るのは大切だが、自分が不機嫌を撒き散らしていないか振り返るのが必要だという。自分が不機嫌な人になっていたら、どうすればいいのか。
・関心の幅を広げる
・読書をする
・睡眠をちゃんととる
・運動する
意外なところで読書が登場。笑
年齢を問わず新たな興味や関心を広げるいちばん手軽な方法は、本を読むことではないでしょうか。自分の興味の持てる分野の本がいいでしょう。好みのテーマが限られていたとしても、読めば新しい発見があり、過去に知ったことを再確認できたり、興味や関心をくすぐる刺激がたくさんちりばめられています。インターネットの普及で書籍の売り上げは落ちていますが、ひとりの人間の長年にわたる貴重な経験、あるいは労力をかけてアウトプットした内容を、お金を出せば読むことができるのは、ありがたいことです。
不機嫌には読書がとても良いらしいです。笑
本を読めない人は「不機嫌」の確率高めですよ。笑
不機嫌は伝染するという。しかし上機嫌も伝染する。
自分が「上機嫌でいよう」という意志で、職場は確実に変化する。
「職場を明るくするのはあなた」
だということを、いつも忘れずにと著者はいう。
不機嫌に敏感な人間ほど、不機嫌になる。
自分は如何に不機嫌にならない人間になるか。
常に酒でも飲んでいればそれも可能かも知れませんが、
本書で学んだことを肝に命じて上機嫌であろうと思います。
「不機嫌ほど大きな罪はない」
ゲーテちゃん、覚えとく。笑
35 th in May / 141 th in 2023