細木数子 魔女の履歴書 / 溝口敦


昔すごくテレビに出ていた印象はありますが、知らない間に出なくなったなと思う程度の印象の細木数子。

生い立ちから、13歳で客引きを始め、14歳で接客、17歳で喫茶店を開業。24歳で銀座でクラブを複数経営、そのあたりから始まる暴力団との人脈。

とても目まぐるしく、悪党ぶりが半端ありません。笑

島倉千代子を蓄財の源にしていたことは、初めて知りました。

これまでの著作は6500万部を超え、占い本の販売部数世界一としてギネスブックに掲載されているという。

あれほどテレビに露出していた裏で、暴力団と深いつながりを持ち、墓石ビジネスに代表されるような詐欺まがいのビジネスで稼ぎまくる。

暴力団とテレビは深いつながりが昔はあったのだろう。

そんなことをとても感じさせてくれる内容でありました。

とにかく金の猛者ぶりがスゴイです。

こんなエピソードが紹介されています。

大阪・北新地のクラブママいわく・・・

知り合いの社長夫人は1000万円出して、細木と一緒に熊野の温泉に行ったみたい。何でも一緒にお湯につかれば細木の福をいただけるからってわけで、10人ばかり参加したらしい。10人参加なら一風呂浴びて1億円。

私も一緒に温泉に入ったら、お金を貰えるような人間になりたい。笑

12 th in May / 117 th in 2023