たった一人の熱狂 / 見城徹


石原慎太郎さんの本を続けて何冊か読んだので、

幻冬舎社長、見城徹さんの本を再読。

なぜ、石原慎太郎と見城徹かといえば、見城さんの本には大抵書いてある、石原慎太郎とのエピソードが紹介されています。

初めて会いに行くとき、50本のバラの花束を持っていき「太陽の季節」を暗証して見せたと言う。それをするためすべての作品を読み込むのはもちろん、「太陽の季節」と「処刑の部屋」はすべて暗記してから会いに行ったと言う。

本書は見城徹という男の生き方が詰まった1冊です。

最初に書いた、エピソードももちろん紹介されていました。

人生の中にある仕事に対し、命がけで取り組んでいる様子が凄い。

常人ではまねできない凄さはありますが、そのエッセンスを学ぶことが出来ました。

自分の人生はぬるい。

そう感じ、もっと仕事に命がけで取り組まないとダメ。

そんな危機感さえ与えてくれる内容です。

細かいテクニックではなく、物事の本質や人生とは何か。

厳しいですが、とても愛情深く素敵な言葉が沢山ありました。

自分に厳しく相手への想像力を発揮しろ。

圧倒的努力とは人が寝ているときに働く。人が休んでいるときに動く。

「無理だ」「不可能だ」と人が諦める仕事をしろ。

この世には2種類。圧倒的努力をする人と、途中で放棄する人。

出来るかではなく、やるかやらないかの差が勝負を決める。

自分の売りは自己嫌悪。駄目になっていることを自覚できない人間こそ駄目。

GNO「義理・人情・恩返し」で最も大事。

世の中、時短だとか、働き方改革だとか騒がれていますが、私の様な経営者はもっともっと、寝ないで稼がないと駄目なんだろう。

そんな「自己嫌悪」いただくことができました。笑

1 th in ​​March / 50 th in 2023