街場のメディア論 / 内田樹

メディアの存在意義について、

とても考えさせられる1冊でありました。

テレビ。新聞。SNSを含むネット。

そして書籍の、紙媒体と電子媒体。

私は圧倒的に電子書籍派ですが、

著者の紙媒体の書籍に対するこだわり。

そして本棚と言う思考の陳列。

贈与と言うシステムには物質(紙媒体)が必要と言う話は

非常に興味深い。

私は電子書籍を何千冊持ったところで、

私のAmazon(Kindle)のアカウントをもらった人しか、

読めないし、読む人が貰えるとも限らない。笑

テレビ、新聞というオールドメディアは衰退する。

そんな話の反面、大切だと説く、

紙媒体の書籍と、それを並べる本棚と言う思想の見える化。

スピードはネットに勝るものは無い。

しかし、それはインフラが機能しているのが前提。

震災の時のように、停電になったり、ネット回線も使えなければ、手書きだろうが紙メディアの有効性は増大する。

これはいいけど、あれはダメ。

俺はこれだから、それはしない。

そんな堅物な考えではなく、

その時々により臨機応変出来ることこそ、

大事なんだろうとそんなことを思う。

生き残れるために「進化」するのは「変化」

ほいほい、尻軽なデカイ男でもいいでは無いか。笑

本を読めば読むほど、何が正しいのかわからない。

しかし「悩む」というアクションは良いのでは。

とりあえず、そんなことを考えながら、

そして書きながら、

飲む酒が美味いので良しとします。笑

02 th in February / 28 th in 2023