ギャンブル依存症/田中紀子

私はギャンブルはしない。しかし、ロト6だけは買い続けています。本書では宝くじもギャンブルと定義していたので、しないと断言するのは本書に反するかも知れない。笑

ロト6で、嫁と娘2人の誕生日の組み合わせを、多分20年くらい買い続けています。笑 家族の誕生日を忘れないために買っているのに。これをアナタはギャンブルというのか。そんなことを思いつつ「ギャンブル依存症」について学ばさせていただきました。笑

ギャンブル依存症は意志や根性ではどうにもならない「治療すべき病気」である。この病気が引き金となった事件を知り、私たち日本人は学ばなくてはならない。この国が依存症大国から依存症対策国へと変わるべきだと著者は説いています。

日本は20人に1人がギャンブル依存症大国だとか。

ギャンブルによるカネ欲しさキッカケの事件が絶えないだとか。

日本は日常にギャンブルがありすぎるだとか。

日本のギャンブルはドレスコードが無いだとか。

お酒やタバコは未成年に強く禁じているのに、

競馬場など、家族連れを推奨しているような施設も存在する。

親のギャンブルをする姿を子供が身近で接すること。

勝っている時は良いかも知れないが、負け始めれば夫婦喧嘩にもなる。子供にも当たってしまう。それはまさに虐待とも同等だと著者は説いています。

先日読んだ「熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録/井川意高」で井川氏は幼少の頃から家族でカケ麻雀をしていたことが、著者は後にギャンブル依存症になったことが大きかったという。

私は井川氏の著書を3冊読みましたが、そんな単純では無いべ。そう、突っ込みたくはなりましたが、普通の人から見れば説得力十分の本書でしょう。笑

アルコール依存症(自己診断)のワタシがいうのは、全く説得力が無いとは思いますが「ギャンブル依存症」恐るべし。

そんな本書でありました。

しかしロト6は毎回買っても月に2000円くらいしかかからないので、継続しようと思います。笑

14 th in November / 319 th in 2022