不機嫌は罪である/齋藤孝

現代の日本ではあらゆる場面で「不機嫌」を露わにする人が後を絶たない。特にSNSの発達により、自分の感情や怒りを簡単に発信できるようになった。

不機嫌を表にして、物事がうまくいくケースがあるのか。

不機嫌だと自分も仕事に集中できず生産性は下がる。

過去の日本と比べてもマナーは向上している。

その分「不機嫌」は目立つようになってしまった。

昭和ではザラにいた不機嫌な人。

今の社会では際立ってしまう。

昔は許容された不機嫌は現在「罪」だと言える。

その様に著者は説いています。

不機嫌が許されるのはせいぜい天才だけ。

本を読むと様々な偉人の不機嫌エピソードが登場します。

代表的なのは「スティーブ・ジョブス」でしょう。

ヒステリックになったり、すぐクビにします。笑

それは圧倒的に結果を出した天才だったから

許されたのであり、常人には許されない。

不機嫌には何の力も無い。

まずこの事実を深く胸に刻みつけろ。

と書いてありました。笑

不機嫌な態度をとられると場の雰囲気が悪くなる。そんな人に限って、不機嫌であることを正当化し、常態化している場合があったりする。不機嫌という状態は、本来、自分自身で対処すべき自らの内部の問題なのに、周囲の他者にその不機嫌のケアを求めている。

しかし「不機嫌」は技でコントロール出来るのだという。

「不機嫌をなおす7つの習慣」というのが書いてあったので、メモしておきましょう。笑

1.上機嫌な心のクセと「当事者意識」

2.状況から自分を引き剥がす「ふっきり上手」

3.「罵倒する自分」がいない「ベストな状態」を知る

4.「一定の状態」を保つ工夫

5.「食」や「音楽」などの「切り替えスイッチ」を持つ

6.「フィクションに没頭」することで大きなモノにふれる。

これだけみると、なんだかよくわかりませんね。

詳しく知りたかったら読んでください。笑

大人の嗜みとして「上機嫌の作法」を身につけたいものですね。笑

23 th in October / 291 th in 2022