本書はこんな人に読んでほしいと書いてありました。
・伝えたいことがなかなか伝わらない
・伝えなくちゃいけないとわかっているけど、伝える勇気が出ない
・「どうせ伝わらない」とあきらめている
・「伝えるのが面倒な人」に振り回されていて、どうにかしたい
・もっと多くの人に自分の考え・気持ちを伝えたい
私も「伝えたいのに伝わらない」「伝えるのが面倒」「わかっていると思っていた」そんな風に思うことは日常茶飯事です。
本書ではその様な事柄について「伝わる構造」と「伝わる技術」を身につけることで、話すのも伝えるのも自信を持てるようになると説いています。そんな力を身につけることで「人間関係」や「ビジネス」そして「話す・伝える」に対するストレス回避に役立てることが出来るという。
そもそも「伝えることはむずかしい」「伝わらなくて当たり前」そんな風に考えることにより、少しずつでも前向きになれれば良い。気軽に取り組む姿勢の継続こそ大事なのでは。そんな風に感じさせてくれる内容でありました。
そしてさすがベストセラーを何冊か生み出している著者。スラスラとなんとも読み進めやすい内容です。しかし、その反面、頭にあまり残らないという印象は否めない感じです。
本にどんどんメモして何回も読んで欲しいとか、プレゼントに使って欲しいとか本書の中で著者は書いていますが、たしかにそんな使い方をすれば、自分のものに出来るかも知れませんね。
私はKindle Unlimitedで読んだので、そんな芸当はできませんが、思い出したらまた読んでみましょう。それと著者の違う本も読んでみましょうね。
14th in October / 282 th in 2022