齋藤孝式”学ぶ”ための教科書 ~必要な「思考力」「判断力」「表現力」が身につく!/ 齋藤孝

宮古市電子図書館2冊目。

本によっては読み上げサービスが付いている様です。オーディオブックの様に、ナレーターの録音されたものではなくて、パソコンが読み上げしている感じですが、私が普段している読み上げは、漢字をへんてこに読むときも多いのですが、それは無いようです。そして句読点もちゃんと反映して読み上げるので、まぁまぁ聞きやすいのでは無いかと思います。

しかし、前にも書きましたがブラウザベースで見る電子書籍なので、オフラインでは見れないし、文字の表示はサクサクに見れるのですが、読み上げさせるのは文字を表示させてから、読み上げるまで、少し時間がかかるというか。データを読み込んでいるのか。そんな風に思わせるほどの時間があり、まぁまぁ、快適ではありません。

それでも、無料なのでそのへんは目をつぶりましょうね。笑

「ホンマでっか!TV」や「全力!脱力タイムズ」でよく見る齋藤孝さん、読んだのは何冊目だろう。ちゃんとアウトプットするのは3冊目です。

前に読んだのは、「三色ボールペン情報活用術」と「読書する人だけがたどり着ける場所」の2冊ですがどちらもよく覚えています。後者の著書で語られている、

「1テーマ5冊でランクA」読めば読むほど深まる知の連鎖。

これは自分の読書スタイルに大変影響を受けた1冊です。

1冊読んだら関連本を何冊か読む。そうすることによりそのテーマを復習出来たり、違った方面からの知識も得ることにより、深まる知識があったりして、とても充実した読書ライフになっているような気がします。笑

ちなみに齋藤孝さん、著書がどれくらいあるのだろうと調べたら、700冊もあるらしい。一生かかっても読み切れそうもありませんね。笑

本書は、学ぶということは「人生」を豊かにしてくれる。その学ぶという行為の根本的な意義はどこにあるのか。人はなぜ学ばなければならないのか。そういう観点から「学び」の大切さを分かりやすく解説されています。

まぁ、内容はありふれた読書本に書いてあることがほとんどですが、少し気になったことを1つでも書き残しておきましょうね。笑

私は学びで大切なのは「死」を恐れなくなることだと思います。「死」はいつか誰にでも訪れるものです。学ぶことで自然と「死」を受け入れることが出来るようになります。特に東洋思想を学ぶと、死は自然だということがわかります。死をとりたてて恐れることなく、自然体にして死ぬ時が来れば死ぬ。そういう意識です。それまでは面白いとか、この食べ物が美味しいとか、こんなところに、こんな美しいものがあったとか、いろいろな気づきを楽しむ。その様な生活をしていくと心が豊かになります。

心が豊かになると「死」を恐れなくなるのか?

私は、全く理解できないし死にたくないので、もっと「学び」を継続しようと思います。笑

8th in October / 276 th in 2022