マンガと思い気軽に手に取るが、読んでも読んでも終わらない。どれくらいあるのだろうと思い、確認してみると800ページ超え。圧巻です。笑
先日読んだ、「マタギ 日本の伝統狩人探訪記/戸川幸夫」がマンガになった感じと言っても良いでしょう。明らかにフィクションっぽいところも確かに多いですが、最後に出てくる「鷹匠」の物語などは前書をマンガにしたのでは無いかと思うくらい、エピソードなどとても共通することが多くありました。
また前に読んだマンガの「クマ撃ちの女」とは違う、画力に圧倒されます。クマが襲ってくる様子や、逃げ惑うクマの姿。山々の風景や人間の生き様など。山に感謝はするものの、恐ろしい一面を見せる自然の様子など。
関連本を結構読んでいるからこそ、イメトレになりました。笑
マンガの舞台は当然、深い山奥がドラマの舞台になります。山の神を祭ることでもわかるように、神聖で神秘的な場所で繰り広げられる物語。私達の普段からかけ離れた、非日常的な舞台でのマンガのせいもありますが、とても引き込まれるそんな内容でございました。
ある村で、身籠った女がクマの犠牲になる。次々に出る犠牲者に対策をしようと地区長が読んだのが「熊撃ち専門職業猟師 阿仁のマタギ 野いちご落しの三四郎」
前に読んだ本に出てきた「秋田県阿仁のマタギ」だった。笑
「野いちご落し」という最初は銃の腕前を形容するのに使っていた言葉。三四郎はなぜか嫌がる。最後には納得。三四郎、かっこいい。笑
熊撃ち関連、マタギ関連。散々読んでいますが、もっといろいろ読んでみましょうね。笑
15th in September / 253th in 2022