壇蜜さんの「壇蜜日記 0(ゼロ)」で、著者と対談していたので興味が出たので読んでみた。
「ホテルローヤル」に続き2冊目。
連作短編集ですが、登場人物やエピソード。主人公がその時々で変化する。時間軸も含めて、なんとも絶妙な感じというか、不思議な感じと言うか。私の語彙力では表現できません。笑
前に読んだ「ホテルローヤル」でもそうでしたが、これが著者の魅力なのでは無いかと考えさせるそんな1冊でした。
解説で北上次郎さんがこう述べています。
絶品である。
もしあなたがまだ独身で、さらに働きはじめたばかりで、これからどんな人生が自分に待っているのだろうかと思っているなら、この小説をぜひ読まれたい。
あるいはあなたが定年間近で、過ぎし日のことをあれこれと思い出して、自分の人生はこれでよかったのだろうかと思っているのなら、この連作長編をすすめたい。
ここには、死ぬということ、生きるということ、愛するということ、友達とつながるということ、そのすべてがある。これ以上の余計な注釈は無用だろう。
あとは黙って読まれたい。
最初の「十六夜」は安楽死事件を起こして離島に飛ばされた女医。離島という狭いコミュニティーの中で破天荒な不倫激。
「ワンダフル・ライフ」同級生の開業医が主人公。不幸と復帰?
「おでん」は、私の読解力が足りないのか、他の短編と全然関連性がわからなかった。笑 しかし、これが一番食いついて読むことが出来た。笑 童貞店長とロシア系美形のアルバイト。DVから始まる純愛??笑
「ラッキー・カラー」の主人公は看護師。
「ワン・モア」本書の題名で帰る? 終わる? 微妙。笑
私の語彙力では、全く伝わらないですが、伝えにくい、不思議な感じという。そんな感じで伝えたいと思います。笑
前書同様、エロい感じはプンプンしますが、女性作家のせいなのか。
男なら、そこで堕ちるべ。止まらないよ。笑
そんな印象が残ったのは、書き留めておこうと思います。笑
3th in September / 241th in 2022