刑務所いたけど何か質問ある?/堀江貴文

本書は「刑務所なう」「刑務所なうシーズン2」「刑務所わず」の実録マンガ部分をまとめて再構成されたものらしい。

むかし「刑務所なう」は読んだ覚えはありましたが、あらためて読んで見ると、堀江氏の人脈や前向きな思想や、おかれた状況を楽しむ姿勢について、非常に関心させられ、刑務所生活を応援したくなる内容でありました。

最近読んだ「東大から刑務所へ/堀江貴文,井川意高」や

「ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた/堀江貴文」で

結構知っていることだらけでしたが、やはりマンガはわかりやすくていいですね。笑

特に面会に訪れる人達との、やり取りの感じが面白い。笑

内容の半分ぐらいは、食事のメニューに関することの様な気がします。

それくらい、刑務所では「食」が楽しみなんでしょうね。

少し気になったのが、受刑者のアイドル女性デュオ「Paix2(ぺぺ) 」

wikiにはこんなことが書いてあった。

開始のきっかけは、2000年に一日署長を務めた地元鳥取県警倉吉警察署の勧め。

ステージは主に、受刑者の心を動かすメッセージソングと、Megumiが看護師時代に患者の死に立ち会った際の語り等で構成され、受刑者たちを力づけると共に、命の尊さを訴えかける。受刑者の家族の苦悩やメッセージを読むこともある。

刑務所ではその性格上、受刑者たちに許可されているのは拍手のみ。ボランティアの為お金にならないが、2人は「芸能界を引退するまでこの活動を続ける」と誓い合っている。刑務所・少年院での公演活動は原則として音響機材を積載した車でマネージャーと共に移動。

2021年 – 2月に岡山刑務所にて無期懲役収容者たちとのトークセッションを実施。ここまでの施設内での講演・コンサート回数は595回。

本書の中で堀江氏はこの様に分析しています。

全国の受刑者+家族+知人に深くリーチしているから、強いセールスが期待できるのかも。目からウロコ。

そういう着眼点も著者ならではですね。笑

刑務所の不自由さを感じることで、普通に生活出来るし、出来たいことも出来るし、食いたいものも食える。自分の環境に感謝しましょうね。笑

12th in August / 223th in 2022