挑む力 桑田真澄の生き方/桑田真澄


清原和博関連の本を読んだので、桑田の本を読んでみる。そんな読書の連鎖です。

小学生時代から活躍し注目されていたことが、清原関連の本では多く記述されていましたが、本人の目線は苦悩の連続だらけ。やっぱり違いますね。

いろんな事柄も、いろんな方向から見れる。これが「読書の連鎖」の醍醐味ですね。最近良くわかるようになりました。笑

日本屈指の名投手、桑田真澄。

5回の甲子園出場。これって全部です。笑

2度の甲子園優勝。ホームランも6本。これは清原に次ぐ2位です。笑

プロ入り後の巨人軍での活躍。

私と同年代の人で当時の甲子園での「KKコンビ」の活躍。清原入団1年目のフィーバーぶりを覚えていない人はいないだろう。それくらい凄かった。

卒業アルバムにも「PL学園」の甲子園での活躍が書いてあったのを思い出す。笑

なのに最近まで知らなかった「PL」の意味。

世間のみんな知ってたんだろうか。

「パーフェクトリバティー教団」宗教だった。笑

桑田のハナシに戻ります。笑

体格的に恵まれたわけではない桑田が、第一線を走り続けた陰には、並々ならぬ努力と独自考えがあった。

どうすれば野球は上達するのか。

プロを志す野球少年がそれぞれのステージで成長し、長くプレーするための練習法とその指導法、今なお勉強し続ける桑田自らが語っています。

印象的なエピソードが有りました。

桑田が高校1年生のとき、監督に長時間練習の無駄を提案し、

「結果が出なかったらすぐ戻す」そんな条件で、

短い練習時間になり、その後は3時間程度の練習が常態化したという。

15歳の少年が強豪校の監督に提案出来るものなのか。笑

少年時代からストイックに野球と体について考え抜き、

現役引退してからも、大学に入って勉強し続ける。

球団経営などマネージメントについても禁欲に学び続ける姿は、尊敬するに値します。

私の野球経験は小学校で終了していますが、全ての野球関係者に読んでほしい、そんな1冊でありました。笑

7th in August / 218th in 2022