歴史の中のワイン/山本博

「日本はすばらしい系」の本を読むとよく出て来ることがある。

日本は

「水に恵まれている」

「公衆衛生の先進国」

日本は古くから、自分達から排出される糞尿は農作の肥料として利用し、循環システムとして機能していた。衛生面が保たれていることに加えて、日本は水が豊富。飲料水に困ることなどあまりなかった。

かたや、中世のヨーロッパ。

都市に集まった人々は、糞尿は普通にその辺に捨てるし、家畜の管理も不衛生で汚染極まりない社会だった。

そのため安全に飲める水は、ほとんど存在しなかったという。

安全に人体に入れる水分「保存の利く飲用水」として

ワインの文化が根付いたのだという。

人力では井戸を掘ることができない

土地にブドウなどの果樹を植え、

地中から果汁として水分を吸い上げ、保存するためワインにする。

水は腐るが、ワインは腐らない。笑

兵士に与える水分として、ワインが採用されていた時代があったという。

なんかうらやましいような、不謹慎のような気がするが、

安全な水分はワインしか無かったのかも知れない。笑

日本の水道水は世界一安全だと言われている。

しかしこんな添加物だらけの世の中。

何が入っているかわからない。笑

私も中世のヨーロッパに習って「ワインで水分補給」

熱中症予防にもなるので、心掛けたいと思います。笑

5th in July / 185th in 2022