日本でワインを飲むような人は、ハイカラだとか、
金持ちだとか、気取ってるんじゃないのか。
そんな風に思っている人は多い。
実際、私もそんな風に思っている一人だった。笑
しかし「田崎真也のワインを愉しむ」を読んでから
ワインは憶えてから、愉しむものではなく、
愉しんでから憶えるものでも良いと言う。
ワインも日本酒やビールの様にうんちくを語る前に
飲んで美味しいでも、いいハズ。笑
そんな信念の元、5月はワインを多分40本くらい飲んだ。笑
現在も1日1本は継続している。
1日1本飲むとなると、流石に経済的には辛いので、
必然的に安いワインになる。
そんなこと思いながら、本書を手にとってみました。
吉野家、すき家などの牛丼を食べずに、牛丼の世界を語ることができるのか。
「下を知る」ことは基礎や本質を知ることで、「上のランク」を知った時の感動を得る上で欠かせない。
ワインを語る上で高級なものについて理解し語る前に、
安いワインを理解するべきだと著者は説く。
コンビニやスーパーなどで買えるワインは
選びぬかれたものが陳列されている。
普段、意識せずに通り過ぎていたかもしれない売り場は、本当は宝の山なのだという。
私も結構な頻度でコンビニでワインを購入し常飲していて感じるのは「空びん」問題です。
1日1本づつ大きな瓶が溜まって行く。(笑)
著者のマンションで出される資源ごみの空びんは、
そのマンションで出される空びんの大半を締め、管理人からいつも冷たい目で見られていたという。
そして登場するのが、通称「BIB(バックインボックス)」またの名をボックスワインと呼ばれている代物。
ズバリ「箱ワイン」です。
今まで勝手に決めつけていた「箱ワイン=紛い物ワイン」
しかし冷静に考えると、瓶に詰めるより、大容量のパウチにして箱詰めしたほうが、コストアドバンテージが大きい。
さらに私も瓶の処分では大分苦労しているので、もえるごみにそのまま捨てれる箱ワインに惹かれてしまう。笑
しかし、最大の問題がある。
大抵の箱ワインはほぼ4本分、3000ml入のものが多い。
完全に辞め時を失うだろう。
ほぼ4本分のワインをちゃんと4日に分けて飲む自信がまったく有りません。笑
さいわい宮古では売っているところを見たことがないので、
しばらく「空びん問題」と格闘しようと思います。笑
9th in June/167th in 2022