「後回し」にしない技術 /イ・ミンギュ

何かを初める。実行するにも、

ベストのタイミングは常に「いま」

どうせやるなら素早く処理するべきだと、

散々、グイグイ押してくれる読み物でありました。笑

固く決心しても、しばしば後回しになってしまう。

なぜなのか? 

心に誓った決意は、何日もたたないうちに

うやむやになってしまう。笑

最大の理由は心の中に「実行したくない」という強い動機が隠れているからだだという。

「〇〇の後でやろう」「〇〇してから・・・」

そんな言葉には、「いまはしたくない」という強い拒否感が隠れている。

自分はしたいと言っているのに、

しない理由を並べてしまう。

心にグサグサ来るような内容でありました。

自分はこうしよう、こうなりたい。

表向きは変化を望む姿勢を見せたところで、

内心では絶対に変化したくないと思っている自分がいる。

実行すべき時になると、その決心は先延ばしする。

すぐに実行するのは嫌でも、

時間が経てば実行出来るのでは無いかと言う幻想をする。

だから実行は常に先延ばしになる。

人は誰でも、すぐできることでもぐずぐずと先送りし、固く決心したことで実行を遅らせる。

本田健氏が金持ちの生活習慣を研究するため、日本の国税庁の高額納税者名簿を手に入れ、そのうち億万長者1万2000人を対象にインタビューとアンケートを実施。その調査で明らかになった金持ちの面白い特徴のひとつは、高額所得者であればあるほど、アンケートへの回答が早かったことだという。

金持ちは暇だから? そうではない。彼らはどうせしなくてはならないことなら、早く処理する方が有利だという事実を、体験から知っている。

忙しい日常の中でも、スピーディーに決定する習慣が身についている。

人は相手がスピーディーに反応してくれるとき、自分が尊重されていると感じ、相手を信頼できる人だと判断するのだと言う。

人生でもっとも破壊的な単語は「あとで」

イチバン実践に適した日は「今日」であり、もっとも実行に適した時間は「いま」

後回しにするほど、迷うほど、自分の反応、動きの価値が下がって行く。

今、目の前にある仕事。

楽な仕事から解決し面倒な問題は後回し。

今すぐ出来るはずなのに、これをしてからと順番を気にしてしまう自分がいる。

勝間和代の本で言っていた。

年間500冊読むと、自分の人生に影響を与えない本に出会えない確率は無い。笑

自分の行動を考える上では、

影響を与えてくれるそんな1冊でありました。笑

KindleUnlimitedで読みましたが、ちゃんと購入して定期的に読みたいと思います。笑

31th in April / 130th in 2022