【老人だってAIを知ろうと貪欲ですよ!】
現在87歳になった著者。
83歳のときに人工知能(AI)について、
AIで社会はどう変わるのか?
AIによって人間はどう変わるのか?
この本を書く前は人工知能「AI」について。
全く無知であったという、
極端な文系と自分を表現するそんな著者が
人工知能の世界に飛び込んで行く。
ウェブマガジンの連載をまとめたものになっています。
全く無知だった老人が好奇心旺盛に勉強し、
AIに関して詳しくなって行く過程を
感じることが出来ます。笑
「オレはもう年寄りだからダメだぁ〜」
「もうオレはついて行げぇ〜ねぇ〜」
この様なことを言う人は周りに結構いる。笑
私は「新しもの好き」なので、
興味が無くなったり、追いかけなくなる時が
「老い」そんな風に思っているくらい。笑
80歳も過ぎたのに
好奇心旺盛に「AI」について学んで行く著者の姿勢は
学ぶべきところがあると思い、
そして刺激になった。笑
人工知能によって、人間は面倒な仕事から、
どんどん解放されて行く。
私たちの生活は驚くべき速度で便利になっていく。
2030年代になって汎用人工知能が普及すると、
人間の手放したくない仕事が急速に失われる。
そんな悲観論が少なからずある。
便利の恩恵は何も言わずに受け入れるのに、
悲観なところは受け入れたくない。排除したい。
「2040年の未来予測 / 成毛眞」にも書いてありましたが
新しいテクノロジーが世の中に登場すると、
かならず悲観論は登場する。
そして浸透して当たり前になると、
テクノロジーですら感じなくなる。
「AI」により失われる職が多くあるかもしれないが、
新しく創出される職はたくさんある。
携帯電話の普及によって、職を失った人より、
新しく出来た職の方が多いのは
誰が考えてもわかるだろう。
ましてや労働力人口は減る一方です。
職は減るくらいの方が「AI」によって代替え出来ない
職種に適材適所ではないのか。
そんなことより悲観的なことを並べて語るより、
「オレはもう年寄りだからダメだぁ〜」
「もうオレはついて行げぇ〜ねぇ〜」
と、言わない。
そんな年寄になりたいものですね。笑
85th in 2022