戸呂町繋/高屋敷秀乃

酒を飲みながら、Kindleを物色。

なんというキーワードで検索したのか、

覚えていない。笑

次の日、ライブラリーを見たら、購入済みだった。笑

実在する久慈市山形町戸呂町が舞台になっている。

東北のひなびた里「戸呂町繋」

先祖代々の山と土地を守りながら

戸呂町繋で一人ひっそりと暮らす老人。

そこに週末、妻と子供を連れて訪れ週末農家を愉しむ、

中年にさしかかった会社勤めの主人公。

訪れる理由は特にない。

そう、老人に伝えるが、本当は老人の息子。

ある日、老人が失踪したことをきっかけに

妻や子供を巻き込み、様々な主人公に変化がおきる。

最後は、ハッピーエンドなのだけれど・・・

いなくなった老人はどうした?

それだけが、気がかりでした。笑

この手の限界集落的な本はかつて何冊か読んだことがある。

読書メーターで読了済みのモノを「限界集落」で検索。

限界集落株式会社/黒野 伸一

地元がヤバい…と思ったら読む凡人のための地域再生入門/木下斉

地方消滅 – 東京一極集中が招く人口急減/増田寛也

ヒカルの卵/森沢明夫

地方創生大全/木下斉

団地と移民 課題最先端「空間」の闘い/安田浩一

6冊くらい読んでいるようだが、それ以外たくさんの本があるのに気づく。

うちの会社の近所も、あと20年後に存続しているのだろうか。

そのような部落がたくさんある。

それらの将来像はどうなるのか。

なにか出来ることは無いのか。

そんなことを考えさせられ「限界集落」について

もっと読んでみよう。

そしていつか山形町戸呂町。訪れて見よう。

そんな風に思わせてくれる1冊でありました。

64th in 2020