家族という呪い(加害者と暮らし続けるということ)/阿部恭子

2022年。年間500冊目指した1ヶ月。

年初1月は46冊で打ち止め。笑

月末を締めくくるには・・・

とても刺激的な1冊でありました。笑

家庭を持てば幸せになれる。

とても言い古された言葉です。

自分が家庭に求めるものは何だったのか。

いざ、結婚などに象徴されるような「家庭を持つ」

しかし、世間、社会を気にすると苦しくなる人もいる。

自分にとって当たり前のことが、

世間では受け入れがたい。

そんなことが沢山、存在したら。

そんな葛藤が犯罪を導く引き金になるという。

身内が犯罪者、加害者になるなど。

あまり想定することは無い。

しかし、決して他人事ではないという。

そして、もちろん「自分が加害者」にもなり得るという。

人に迷惑をかけない。

良かれと思っている。

そんなことにも、犯罪につながる、

キッカケは存在する。

犯罪者とは? 

そんな風に外野から観戦するため。

そんな風に考え、本を読み進めましたが、けして他人事では無い。

そしていつ自分の身の回りに、そんなことが起きてもおかしくないのでは無いか。

そんなことを、深く。ふかく。

考えさせてくれる一冊でありました。