マツダ関連「マツダ 心を燃やす逆転の経営」に続き2冊目。
前書の巻末でこのように紹介されていた。
スカイアクティブエンジンの開発者、人見氏の自著。エンジン開発の部分を技術も含めて踏み込んで知りたい方はぜひ。文系でも理解しやすく、心が燃える。おすすめ。
即ポチった。笑
私はそんなにエンジンとか、機械の仕組みついて詳しい方だとは思わない。専門用語がバンバン出てきますが、ガソリンエンジンンとディーゼルエンジンの違いが理解出来ている程度でも、十分楽しめる。そしてエンジンの仕組みについて少し理解を深めることが出来た。そんな1冊でありました。
ダウンサイジングで過給が世界のトレンドになったときがあった。
き
小さな排気量1600ccとかそんなエンジンを積み、
出力性能低下分はターボで補う。
排気量が小さくしたので環境にいいし、
同じ出力を出せるし燃費もいいよ。
そんな理屈で世界を席巻している時があった。
しかし、この種のエンジンは既存のエンジンに過給機を加えればよいので、既存のラインが活用できる。大きな設備を持つ会社にとっては設備投資を抑えれるので、この選択しかなかったとという。
会社存続の危機の中、エンジンの技術だけで、
ハイブリッド車並みの超低燃費を目指した
マツダ流「選択と集中」
なぜ、電気自動車ではなく、内燃機関にこだわったのか。
そこにはどんな発想力。ドラマがあったのか。
世界を驚愕させた究極のエンジン開発。
指揮した著者の、執念とも感じられる開発秘話。
大変興味深く読ませていただきました。笑