清原和博に甲子園でホームランを打たれた元球児たち。
打たれた時は辛かったはずなのに、
不思議と一様に敗北のマウンドを宝物の様に語る。
清原にホームランを打たれたことは誇り。
四球で歩かせたことが後悔。
そんな風に語るものすらいる。
人生の一瞬の出来事に過ぎないはずなのに、
みな自分の人生に影響をもらったと、
現在進行形の様に語られる。
高校時代の対戦相手のそんなメッセージ。
覚せい剤で逮捕され保釈後、
世間から人目を避けるように
部屋に一人こもっているとき目にしたという。
そんな清原本人の言葉も
「戦友たちへ」と題して綴られています。
正直自分は恨まれていると思った。
甲子園で自分がホームランを打ち、
皆さんは敗北を味わった。
県を代表するチームのエースとして
背負って失ったモノが多いはずなのに、
みなさんかいまでも自分との対戦を、
大切にしてくれているなんて。
涙が止まらなかったと言う。
私は清原の学年で言えば1つ下になります。
野球がそんなに好きなわけではありませんでしたが、
高校野球の季節になるとスポーツニュースは
「KKコンビ」だらけ。
そんなことをよく覚えています。
そして高卒ルーキー1年目からの大活躍。
新人王はもちろん、
オールスターと日本シリーズのMVP。
もう、35年前の出来事らしい。
そりゃ〜白髪も増えるのも当たり前ですね。笑