プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる/尾原和啓

今までの経済活動は「アウトプットエコノミー」
商品を手に入れたときや、
コンテンツを見せる時。
マネタイズされる。

それらで生き残るためには、
グローバルなハイクオリティか
○○さんの作ったもの的な、
消費者にとってプロセスに
価値があるものでなければダメだという。

リアルコミニティは消滅しつつある。
隣人の顔はわかっても名前など。
詳細はわからない。
こんな経済は人類初だという。

プロセスエコノミーの例えとして
バーベキューを上げている。
肉などなんだり焼いて食う。

店で食った方が圧倒的に美味いのに、
自ら望み労力を提供し各役割が存在する。
火を起こす人もいれば、
食材を切る人、焼く人。
何もせずに酒を飲み場を盛り上げる。
それらのプロセスに価値を求める。

店でお金を払った方が美味しくて安いのに。

かつてはプロセスを開示するなど、
企業秘密的な感じでダブーのものであった。
それは学校の教育的な関わりがあり、
「正解こそすべて」という
アウトプットエコノミーの反映の極みだという。

私は建設業という、
「典型的アウトプットエコノミー」の中にいる。

SNSなどでプロセスを見せるという、
そんな手法はよく使われる。
それらはもっと建設業を身近に感じて欲しいなど、
上辺だけのイメージアップ的な手法です。

しかしなにか、プロセスをマネタイズ出来ることは無いか。

そして真似されないそんなビジネスモデルは無いのか。

そんなことを考えさせられ、
大変勉強になりました。笑