美しく、強く成長する国へ/高市早苗

総裁選挙の真っ只中に発刊と言う。

狙った感じでミエミエですが「ミーハー読書」です。笑

政治家の本と言うと生い立ちから始まり、

自分のした功績を並べたりしているものが多いですが、

そんなことには全く触れず、

総裁選のこのタイミングで自分の考えを、

多分野にわたり具体的な問題点を指摘し、

それに対する解決策を提言しています。

たくさんの情報収集し、たくさんの勉強をしているのでは。

そんなことを感じさせてくれる一冊です。

どれくらい実現できるのかは私はわかりませんが、

日本人は素晴らしいと称賛し、

国民に誇りを忘れないよう奮起。

日本への「強い愛」を感じさせてくれる内容でありました。

総裁選の結果はわかりませんが、

「一番総理に近い女性」で有ることは確かなのかもしれません。

具体的に心に残ることが一つありました。

ここ何年かで各地で建設された太陽光発電所。

太陽光パネルの寿命から考えて、

破棄処分のピークが2035年頃から来ると言う。

その量は年間17〜28万トン。

太陽光パネルには鉛やセレンなど有害物質を含み

破砕して埋設処分すると土壌汚染を起こすのだと言う。

そのままの状態で放置すると発電するため感電の恐れもあり危険。

すでに故障などにより破棄される太陽光パネルは存在していたため、

2017年著者が総務大臣のとき調べたところ、

認識しないまま破砕し埋め立てたり、メーカーが含有成分を情報開示してくれずもわからない物もあったとのこと。

太陽光パネルのリユース、リサイクルなど全く行われていない。

後に環境大臣になったとき、リサイクル方向性を「成長戦略」として取り組むべきだと説いたという。

確かに、太陽光発電のパネルの寿命が来たとき。

その処分方法まで考えている人達はどれくらいいるのか。

そんなことを考えさせられる。

そして「ついでに・・」という感じで触れていた。

コロナ災が終わったら、アクリル板はどうなるのか。

確かに・・・笑

アクリル板の上手い使い道でも考えよう。

急に身近なことも考える。笑

大変勉強になりました。笑