自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック/安藤俊介

自分はそんなに怒りっぽい方では無い。

短気は損気。

そう思っている。笑

しかし「怒り」は対人関係において

常に密接な関係があるので少し勉強しよう。

そう思い、初めての「アンガーマネジメント」笑

簡単に言えば、

怒りの感情と上手につき合うための心理トレーニング

ある日を境に、他人の干渉、言動、行動がイヤでしょうがなかったのですが、ある日を境にほとんど気にならなくなったのです。

と著者は言っています。

自分より弱い相手、自分を許してくれそうな人を選んで怒っているのだと言う。

怒りの癖には、人間のタイプが6つありその人ごとの特徴、怒りの裏にあるキーワード、改善方法、見分け方、付き合い方、向いている職業などが記述してあります。

タイプ別にいろいろな怒りの「癖」が出てきます。

正義感が強く、自分の信念を曲げないため、あなたが間違っていると思うことを他の人がしていると、必要以上にそれに介入しようとする。

自分には裁く権利がないものでも、自分が裁かなければ気がすまない。

ほんの少しでも曲がったこと、正しくないことが許せない。

自分と価値観の合わない人を排除しようとする。

好き嫌いをはっきりと言えない人、優柔不断な人が許せない。

自分の考えを譲れなくなってしまう。

勝手に「みんなもそう思っているはず」と思ってしまう。

自分の考えが根拠もなく正しいと思い続けてしまう。

「あの人は○○だ」といったレッテルを貼ってしまう。

誰に対しても、批判的になってしまう。

普段なんとなく「ムカつく」様なことが、このように文章になることで、大したことが無いような気がします。

筆者は「アンガーログ(怒りの日記)」を付けることを説いています。

自分が怒った時、文字化することにより、

「怒り」を「見える化」できると言う。

日時、場所、なぜ、思ったこと、怒りの段階。

その記録を見返すことにより、不要な怒りを排除。

普段、イラッと。ムカッと。カチッと来ることも、

「見える化」すれば、後悔、反省に近づき、

結果「怒り」をコントロール出来るのだと言う。

自分の「怒り」を制御するのはもちろんですが、

他人の「怒り」に接したときの対処方法なども記述してあります。

メカニズムを理解することで、そんな対人関係の約に立てれれば。

1回読んだくらいですべてが理解できるとは思えませんが、

大変勉強になりました。笑