もし部下が発達障害だったら/佐藤 恵美

「発達障害」

そんな言葉をここ何年かでよく聞くようになった。

職場や学校だけでなく、芸能人がカミングアウトしたり、

メディアに取り上げられる。

しかし「発達障害」という言葉が一般的になったからといって

本人や周囲にとって良い環境が整ってきているとは限らない。

注目度が上がった分、差別や偏見を助長することにもなりかねないという。

特に問題なのは、業務におけるパフォーマンスの問題と発達障害を安直に結びつける事に筆者は危惧しています。

仕事がうまく進めらられない。

失敗を繰り返す。

そんな背景に発達障害の特徴が隠れている場合もある。

しかし安易に障害と結びつけ、個性を見極めや能力を活かしてあげようとする視点が軽視されてしまうのではないか。

その様に筆者は説いています。

本人自身も「発達障害」というレッテルにより自己批判は自らの可能性を見失ってしまうのが問題だと言う。

こんな言葉で締められています。

次世代の職場においてはそれぞれの「得意」に着目し、それを最大限に生かしながら、全体としてどうバランスよくそれらを統合し、生産性に結びつけるかが、新しいマネジメントのあり方の課題と言えるのではないでしょうか。

簡単に言えば、適材適所。懇切丁寧。人は使いよう。

言いたいことはわかりますが、

キレイ事ばかり言われても、

使う方はなかなか大変なんですよ。笑