湯ったり館で、熊坂義裕さんが「完成間近 命の道路 鞭牛閉伊街道」”命の道路について” と題し、記念講話するとのこと。
まぁ、いろいろな事情がありますので行って来ました。笑
「命の道」 提唱者だという。
現在もですが道路整備はB/C(ビーバイシー)という言葉がよく使われ、費用対効果がすべて。お金を掛けても価値が有るのか。そんな議論が大半です。その論法では、 人が少ない田舎には道路は必要ない言う議論になりがちです。
自分が医師として、盛岡まで救急車に同乗する際や、重茂の奥より今から来る患者を待つときなど、道路が良ければ、助かる命も有るのにと痛感した時が幾度と有ると言う。
「命の道」という言葉は、平成14年5月13日に開催され国土交通省社会資本整備審議会道路分科会基本政策部会(座長・中村英夫東京大名誉教授)で、地方都市の首長という立場から意見を求められた際に、私が発言の中で初めて使用したものである。以来、「命の道」の提唱者とされてしまったのは気恥ずかしい限りだが、一方で私の発言を契機に道路整備への考え方が変化して行った事実があり、ありがたいことだとも思っている。
会場でもらった資料から。笑
医師で有るからこそ、出来る道路整備があったとのこと。
東日本大震災。
あの道路も、この橋も、あったから。
街が機能した。
救えた命が沢山あった。
しかし、もっと救える命を増やすためにも道路は必要。
私は、建設業の人間なので、とてもありがたいお話です。
しかし、ここ10年。
災害復旧は除いても、
公共事業のハイペースはすごいです。
震災がなければ、30年も掛かった様な事業量です。
将来、自分たちが関われたかもしれない仕事
それを前倒しでしているような気がしてなりません。
そして
部落で無いトコロを、橋とトンネルで新しい道路。
地域経済の衰退と、若者の流出。
拍車を掛けているように思えてなりません。
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